抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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多段噴流層の安定操作のためには,下降管を通じての上段から下段へのオリフィス付きダウンカマー中の固体の円滑な移動が重要である。底部にオリフィスを装着している移動床下降管中のガスと固体の挙動を,負圧勾配下で,噴流層操作のために実験研究してきた。床材としてゲルダートD粒子を用いた。本研究のために,ダウンカマーを1段噴流層中にインストールした。その結果,ダウンカマーを有する噴流層の安定操作のための操作条件の範囲を実験的に決定した。範囲は,最小の噴出での噴流層全体での圧力低下の影響を受けた。下降管の長さ及び下降管における移動床の圧力勾配。また,安定操作のための様々な操作条件を,噴流床の深さの減少によって拡張した。また,実験的観察に基づいて,移動床フローパターンは移動床ダウンカマー中のガス圧力勾配が増加したとき安定した流れから間欠流に変化した。この事象を,オリフィスの近傍のガス及び粒子流れの発現を表す固形物排出モデルにより説明することができた。(著者抄録)(翻訳著者抄録)