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J-GLOBAL ID：201402268511542213   整理番号：14A0340946

金属系超伝導材料の新しい線材化プロセス

著者 (2件)： 斎藤栄 (足利工大) ,  竹内孝夫 (物質・材料研究機構)
資料名： 足利工業大学総合研究センター年報  (Annual Review. Collaborative Research Center, Ashikaga Institute of Technology)
号： 14  ページ： 19-20  発行年： 2013年07月 
JST資料番号： L5803A  資料種別： 年次報告 (Y)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 金属系超伝導材料の線材化に対して,溶融過程を経ない方法を検討した。その原理は,金属間化合物の構成元素の複合体を線材化加工して異種金属複合体とした後,その前駆体線材に融点以下の温度で熱処理を施して金属間化合物を固相拡散し生成させるものである。V-Al-Siの三元系合金をモデル材料として取り上げ,CCE法とJR法による線材化を検討した。作製した各種線材を真空封入し,熱処理を施した。最終的に得られた各種線材の臨界電流,臨界温度を測定し,超伝導特性を評価した。通常の溶解過程を経て作製したV-Al合金線材の臨界温度と比較すると,本研究の作製プロセスは十分な有効性を持つと思われる。

シソーラス用語： *超伝導線 ,  *線材 ,  融解 ,  金属間化合物 ,  固体内拡散 ,  *バナジウム合金 ,  アルミニウム含有合金 ,  ケイ素含有合金 ,  三元合金 ,  焼なまし ,  臨界電流 ,  臨界温度

分類 (1件)： 電気的性質  (WB02010Y)

タイトルに関連する用語 (3件)： 超伝導材料 ,  線材 ,  プロセス