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J-GLOBAL ID：201402268579417794   整理番号：14A1280227

裸眼立体表示技術 6章 超多眼表示と人の視覚機能

著者 (4件)： 水科晴樹 (情報通信研究機構 ユニバーサルコミュニケーション研) ,  高木康博 (東京農工大 大学院工学研究院) ,  安藤広志 (情報通信研究機構 ユニバーサルコミュニケーション研) ,  安藤広志 (脳情報通信融合研究セ)
資料名： 映像情報メディア学会誌  (映像情報メディア)
巻： 68  号： 11  ページ： 850-854  発行年： 2014年11月01日 
JST資料番号： F0330A  ISSN： 1342-6907  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 裸眼立体視においては一部技術を除き目の水晶体によるピント合わせ機能である「調節」と,左右眼球の回転による視線を対象に合わせる機能である「輻輳」が一致しないという問題があり,疲労感や不快感の元となっており3Dブームが消滅した一因となっている。これを解決する一つの方法として,超多眼表示がある。この原理を説明し,膨大な画像情報を表示するための様々の手法を簡単に説明した。また超多眼表示に対する視覚機能,特に被写界深度が拡大することを示した。被験者による調節と輻輳の不一致度の測定を行い,超多眼表示により不一致が軽減され,自然に近い状態が得られることがわかった。

シソーラス用語： *三次元ディスプレイ ,  *眼球運動 ,  *焦点合せ ,  視覚 ,  視差 ,  眼精疲労 ,  運動視差 ,  被写界深度 ,  *裸眼立体ディスプレイ ,  *輻輳
準シソーラス用語： *多眼表示

分類 (1件)： 表示機器  (NC06030Q)

引用文献 (28件)：

• D.M. Hoffman, A.R. Girshick, K. Akeley and M.S. Banks: “Vergence-accommodation conflicts hinder visual performance and cause visual fatigue“, J. Vision 8, 3, 33, pp.1-30 (2008)
• K. Ukai and P.A. Howarth: “Visual fatigue caused by viewing stereoscopic motion images: Background, theories and observations“, Displays 29, 2, pp.106-116 (2008)
• T. Bando, A. Iijima and S. Yano: “Visual fatigue caused by stereoscopic images and the search for the requirement to prevent them: A review“, Displays 33, 2, pp.76-83 (2012)
• Y. Kajiki, H. Yoshikawa and T. Honda: “Hologram-like video images by 45-view stereoscopic display“, Proc. SPIE 3012, pp.154-166 (1997)
• Y. Takaki and K. Kikuta: “3D images with enhanced DOF produced by 128-directional display“, 13 th International Display Workshops (IDW2006) , pp.1909-1912 (2006)

タイトルに関連する用語 (4件)： 裸眼 ,  立体表示 ,  眼 ,  人