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J-GLOBAL ID：201402269309439784   整理番号：14A0146360

福島の野生植物における放射能汚染及び放射線核種の蓄積

Radioactive pollution and accumulation of radionuclides in wild plants in Fukushima

著者 (7件)： MIMURA Tetsuro (Kobe Univ., Kobe, JPN) ,  MIMURA Mari (Kobe Univ., Kobe, JPN) ,  KOBAYASHI Daisuke (Fukushima Medical Univ., Fukushima, JPN) ,  KOMIYAMA Chiyo (Kobe Univ., Kobe, JPN) ,  SEKIMOTO Hitoshi (Utunomiya Univ., Utunomiya, JPN) ,  MIYAMOTO Masaaki (Kobe Univ., Kobe, JPN) ,  KITAMURA Akira (Kobe Univ., Kobe, JPN)
資料名： Journal of Plant Research  (Journal of Plant Research)
巻： 127  号： 1  ページ： 5-10  発行年： 2014年01月 
JST資料番号： G0618A  ISSN： 0918-9440  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： イメージングプレート(オートラジオグラム)または高純度ゲルマニウム検出器を用いて,2011年5月~2012年10月まで福島の野生植物及び土壌の放射線核種状態を調査した。オートラジオグラムの分析から,2011年3月に成長した野生植物が福島第1原子力発電所から放出される放射線降下物に強く汚染されていることが判明した。放射能は,大部分は植物の表面吸着される放射線降下物が原因あった。一方,数種の草本は福島地域で普通に制御されて,それらの放射性核種濃度を高純度ゲルマニウム検出器で測定した。2011年3月で成長した植物から,非常に高い¹³⁴Cs及び¹³⁷Csのレベルを示したが,それらの放射能汚染レベルは2011年の後に素早く減少して,内因性⁴⁰Kのものより遂に低くなった。この期間中,土壌の放射性は高度のままであった。したがって,植物から検出される放射能の顕著な割合が,植物の表面上に付着されている土塵埃に由来することを著者らは仮定する。⁴⁰Kのバックグランド放射線に反映するので,イネのオートラジオグラムは,福島と大阪地域で栽培される植物の間で実質的に同一だった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 福島県 ,  野生植物 ,  *放射能汚染 ,  放射性同位体 ,  蓄積 ,  セシウム137 ,  セシウム同位体 ,  エネルギープラント ,  発電所 ,  原子炉事故 ,  原子力発電所 ,  セシウム134 ,  福島第一原子力発電所
準シソーラス用語： 原子力発電所事故

分類 (3件)： 環境の汚染及び防止  (MB02030K) ,  植物に対する影響  (EE05030G) ,  植物の生化学  (EH01050J)

タイトルに関連する用語 (5件)： 福島 ,  野生植物 ,  放射能汚染 ,  放射線核種 ,  蓄積