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J-GLOBAL ID：201402269413657025   整理番号：14A1495857

エンジン燃焼の諸問題とその対策 φ-Tマップとエンジン燃焼コンセプトの接点

Issues and Solutions for Engine Combustion-A Point of Contact between a φ-T Map and Engine Combustion Concepts

著者 (1件)： 秋濱一弘 (日本大 生産工)
資料名： 日本燃焼学会誌  (Journal of the Combustion Society of Japan)
巻： 56  号： 178  ページ： 291-297  発行年： 2014年11月15日 
JST資料番号： Z0837A  ISSN： 1347-1864  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： いわゆるφ-Tマッブとは,燃焼生成物の生成量を当量比(φ)と温度:(T)を軸にした2次元平面上にマップ化したものである。’LTC Combustion’というキーワードでグーグル画像検索すると数多くのφ-Tマップを見つけることができる。このことから,コンセプトを直感的・視覚的に把握するには有効であると認識されているようである。φ-Tマップを用いた燃焼解析が本格化してから10年以上経過している。その間,化学反応も同時に計算できる3次元CFDも発達しており,あえてマップを用いなくても良いケースも多々あると考えられる。本稿では,まず初期のφ-Tマップ,反応計算によるマップ作成方法や3次元CFDとの組み合わせ,マップの見方について概説した。また,マッブ上の燃焼領域の考察,さらには様々な燃焼コンセプトがφ-Tマップのどの領域を使用しているかを検討し,燃焼制御方法と関連づけて解説を試みた。

シソーラス用語： 内燃機関 ,  *燃焼 ,  概念 ,  燃焼生成物 ,  比率 ,  当量 ,  *温度 ,  二次元 ,  平面 ,  写像 ,  数値解析 ,  化学反応 ,  三次元 ,  数値計算 ,  燃焼制御 ,  燃料噴射 ,  過給 ,  CFD【流体力学】 ,  *当量比 ,  燃焼解析 ,  流体力学 ,  物理学 ,  科学 ,  力学 ,  連続体力学 ,  自然科学
準シソーラス用語： 計算流体力学 ,  *エンジン ,  コンセプト ,  マッピング

分類 (1件)： 内燃機関一般  (PB02010R)

引用文献 (37件)：

• T. Kamimoto and M. Bae, SAE Paper 880423 (1988).
• K. Akihama, Y. Takatori, K. Inagaki, S. Sasaki, et al., SAE Paper 2001-01-0655 (2001).
• 稲垣,秋濱,日本燃焼学会誌 46-136:82-89(2004).
• 高鳥,秋濱,燃焼研究 122:21-34(2000).
• 北村ほか,自動車技術会論文集 34-1:39-45(2003).

タイトルに関連する用語 (4件)： 燃焼 ,  対策 ,  マップ ,  コンセプト