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J-GLOBAL ID:201402269436727977   整理番号:14A0248173

血管内皮機能におけるビタミンCの役割

Role of Vitamin C in the Function of the Vascular Endothelium
著者 (2件):
資料名:
巻: 19  号: 17  ページ: 2068-2083  発行年: 2013年12月10日 
JST資料番号: W2321A  ISSN: 1523-0864  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ビタミンC(アスコルビン酸)は血管基底膜を形成するためにタイプIVコラーゲンの沈着を促進して内皮合成を亢進することが知られている。近年の研究は,このビタミンが内皮細胞の増殖とアポトーシス,平滑筋媒介性血管拡張と内皮透過性障壁機能の制御に関連することを示した。また,アスコルビン酸は広範囲な基質と反応するモノオキシゲナーゼおよびジオキシゲナーゼ機能を最適化し,さらにDNA/ヒストンのデメチラーゼの補因子として機能することで多くの遺伝子発現に影響を与えることが見出されている。この総説は内皮細胞の健全性を保つためのアスコルビン酸の寄与の程度とそれに関与する機構について考察する。大部分の動物組織,ヒト白血球や内皮で正常なアスコルビン酸濃度は数ミリモルのオーダーで飽和されており,健常なヒトへの細胞アスコルビン酸の補充は殆ど恩恵がないと考えられる。しかしながら初期のアテローム性動脈硬化,敗血症,喫煙と糖尿病等の内皮機能不全で生じる多くの疾患は全身あるいは局所的な細胞内アスコルビン酸不足に陥っており,優先治療としてアスコルビン酸の投与も考慮されるべきである。
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分類 (3件):
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ビタミンC  ,  血管系  ,  循環系疾患の薬物療法 
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