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J-GLOBAL ID:201402269786051194   整理番号:14A0957337

コムギの発育段階の推定モデル

Modeling Phenolgical Development in Wheat
著者 (5件):
資料名:
巻: 83  号:ページ: 249-259 (J-STAGE)  発行年: 2014年 
JST資料番号: G0811A  ISSN: 0011-1848  CODEN: NISAAJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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茨城県つくば市において複数年次,複数作期で栽培した農林61号,シロガネコムギ (以上,秋播性程度II),さとのそら (秋播性程度IV) の発育データから,DVR (発育速度) とその積算値であるDVI (発育指数) を用いた方法により,出穂期,成熟期に加えて出芽期,茎立期,開花期を推定可能な発育予測モデルを開発した.茎立期には年次および品種による差が大きく現れた.播種期が早い場合,秋播性程度の高いさとのそらは他の2品種よりも茎立期が遅れ,播種期が遅くなると茎立期の品種間差は小さくなった.出芽期から茎立期の発育相では気温に加えて日長の影響も取り入れたDVR式がよく当てはまった.その他の発育相では,気温のみのDVR式で生育期間の変化を表すことができた.播種から成熟までを,出芽期,茎立期,出穂期,開花期で分割した発育モデルにより,関東地域および全国で行われた栽培試験の出穂期および成熟期を推定したところ,茎立期,出穂期および成熟期を二乗平均平方根誤差 (RMSE) 4から6日の誤差で推定可能であった. ただし,出穂期と成熟期のみを予測する目的では,播種期から成熟期を出穂期で2相に分割するモデルの推定精度のほうが高かった.(著者抄録)
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分類 (1件):
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麦 
引用文献 (21件):
  • 1) 江口久夫・小柳敦史・佐藤暁子・豊田政一・吉田泰二 2000. コムギの発育日数の変動要因の解析と生育期予測-発育速度の温度反応-. 日作紀 69: 229-234.
  • 2) 藤田雅也 1997. 凍霜害回避型早生コムギに関する育種学的研究. 九州農試報告 32: 1-50.
  • 3) 堀江武・中川博視 1990. イネの発育過程のモデル化と予測に関する研究. 第 1 報 モデルの基本構造とパラメータの推定法および出穂予測への適用. 日作紀 59: 687-695.
  • 4) 川方俊和・岡田益己 1989. 発育指数を用いた水稲の幼穂形成始期と出穂期の推定. 農業気象 45: 137-142.
  • 5) 倉井耕一・木村守・遠山明子 1998. 小麦の追肥による生育パターンの変化と追肥技術への応用. 栃木県農業試験場研究報告 47: 1-12.
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