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J-GLOBAL ID：201402269809406017   整理番号：14A0310983

イメージベースFITを援用した電磁超音波法による配管の損傷同定

著者 (4件)： 中畑和之 (愛媛大 大学院理工学研究科) ,  木本和志 (岡山大 大学院環境学研究科) ,  斎藤隆泰 (群馬大 大学院理工学研究院) ,  若井隆純 (日本原子力研究開発機構)
資料名： 日本原子力研究開発機構JAEA-Review(Web)
号： 2013-024  ページ： 2.1.5 (WEB ONLY)  発行年： 2013年11月 
JST資料番号： U0296A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 電磁超音波を用いて細長い細管検査で問題となるのは,超音波が伝搬する時に配管がウェーブガイドになるため,波動分散が生じ超音波がガイド波として伝搬することである。超音波・電磁波などの波動伝搬シミュレーションを行うイメージベースツールの要素技術は,有限積分法(FIT)であり,対象とする波動場を高速に計算できる。本研究では,電磁超音波センサを用いて,配管の特定の部位に超音波を集束させるように伝搬モードを選択して送信し,欠陥からのシグナルを時間反転してFITに入力することで,損傷の検出及び定量的評価をイメージベースに行うことを目的とする。配管用アレイセンサの時間反転による損傷位置同定に係る検討に着手した。EMTAによって超音波が円管の表層部に励起されたとして,FITによる配管中を伝搬する超音波の大規模伝搬解析を行った結果,波動理論による波動モードと音速と良く一致し,ガイド波のシミュレーションをイメージベースFITによって高精度に実行できることが,わかった。

シソーラス用語： *音響アレイ ,  *超音波画像 ,  数値積分 ,  *超音波 ,  反転 ,  *超音波検査 ,  *シミュレーション ,  *波動伝搬 ,  波動場 ,  電磁波
準シソーラス用語： *超音波アレイ ,  *有限積分法 ,  超音波ガイド波 ,  時間反転 ,  数値シミュレーション

分類 (1件)： 原子炉の保守  (MD05040W)

タイトルに関連する用語 (6件)： イメージ ,  FIT ,  援用 ,  超音波 ,  配管 ,  損傷同定