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J-GLOBAL ID:201402270044467088   整理番号:14A0188145

エチレンと活性酸素種は,コムギ幼植物体の根の通気組織形成と嫌気条件への適応に関与している

Ethylene and reactive oxygen species are involved in root aerenchyma formation and adaptation of wheat seedlings to oxygen-deficient conditions
著者 (8件):
資料名:
巻: 65  号:ページ: 261-273  発行年: 2014年01月 
JST資料番号: C0579A  ISSN: 0022-0957  CODEN: JEBOA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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植物を嫌気条件下に曝露することで,嫌気ストレス耐性を向上させるが,エチレンがこの適応応答に関与していると考えられる。本研究では,エチレン前駆体である1-アミノシクロプロパンカルボン酸(ACC)とNADPHオキシダーゼ阻害剤のジフェニレンヨードニウムがコムギ幼植物体の嫌気ストレス耐性に及ぼす効果について調査した。その結果,ACC前処理によって,根の破生通気組織が形成され,嫌気条件下での成長が誘導された。ACC前処理は,幼植物体の根において,活性酸素種の生成に役割をもつ呼吸バーストオキシダーゼ・ホモログをコードする3つの遺伝子の発現を増加させた。ACCとNADPHオキシダーゼ阻害剤の併用処理は,ACC誘導反応を部分的に阻害した。以上の結果から,エチレンと活性酸素種は,破生通気組織の形成とエタノール発酵酵素遺伝子の発現を制御することによって,コムギ幼植物体の嫌気条件への適応に関与していることが示唆された。
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分類 (3件):
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植物生理学一般  ,  遺伝子発現  ,  麦 
物質索引 (3件):
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