抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究の目的は,北海道の地方都市である帯広市を対象として,ゾーン別居住者の世代構成と建物の建築年齢分布状況から,2010年から2030年までのゾーン別将来人口分布と住宅居住人数の空間分布を推定することにある.そのために,「都市計画基礎調査」データと,帯広市が公開している「条・丁目・町別・男女別・年齢別人口」データを統合した.また,コーホート要因法を用いることで人口減少下にある将来都市人口と建物の各種空間分布の推計を行った.結果的に抽出された将来の帯広都市圏の人口減少地区の分布から,今後の都市のリノベーションの方向を考察した.(著者抄録)