文献

J-GLOBAL ID：201402271281761868   整理番号：14A1476487

チモシー(Phleum pratense)6-SFT遺伝子で形質転換したサトウダイコンにおける植物型レバンの大量生産

High production of plant type levan in sugar beet transformed with timothy (Phleum pratense) 6-SFT genes

著者 (6件)： MATSUHIRA Hiroaki (NARO Hokkaido National Agricultural Res. Center, Hitsujigaoka, Sapporo 062-8555, JPN) ,  TAMURA Ken-ichi (NARO Hokkaido National Agricultural Res. Center, Hitsujigaoka, Sapporo 062-8555, JPN) ,  TAMAGAKE Hideto (Central Agricultural Experiment Station, Agriculture Res., Dep., Hokkaido Res. Organization, Naganuma, Yubari ...) ,  SATO Yutaka (NARO Hokkaido National Agricultural Res. Center, Hitsujigaoka, Sapporo 062-8555, JPN) ,  ANZAI Hiroyuki (Ibaraki Univ., Gene Res. Center, Chuo, Ami, Ibaraki 300-0393, JPN) ,  YOSHIDA Midori (NARO Hokkaido National Agricultural Res. Center, Hitsujigaoka, Sapporo 062-8555, JPN)
資料名： Journal of Biotechnology  (Journal of Biotechnology)
巻： 192  号： Part A  ページ： 215-222  発行年： 2014年12月20日 
JST資料番号： A0456C  ISSN： 0168-1656  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ある種のフルクタンであるレバンは蔗糖に結合した主にβ(2,6)-結合フルクトースのオリゴマまたはポリマである。サトウダイコンに二つのホモログ性蔗糖:フルクタン6-フルクトシルトランスフェラーゼをコードするPpFT1とPpFT2の二つのオオアワガエリ遺伝子を導入した。サトウダイコンはフルクタン合成の開始基質である高濃度の蔗糖を根において産生した。トランスジェニックT₁系統において,根に大量のβ(2,6)-結合レバン(約20~75mg・g^-1FW)を蓄積するサトウダイコントランスフォーマントを得た。PpFT1またはPpFT2を持つ形質転換したサトウダイコン植物は異なる重合度(DP)の直鎖レバンを産生した。すなわち,PpFT1形質転換体は主に高いDP>40のDPレバンを蓄積したが,PpFT2形質転換体はDP3~40のレバンを蓄積した。クロマトグラムは,PpFT2が,PpFT1により合成されるフルクタンと比べて,純粋なβ(2,6)-結合直線レバンを産生することを示した。これらのレバンは高いDPクラスの植物フルクタンに属するが,微生物により一般的に産生されるレバンよりもずっと短いDPを有している。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *チモシー ,  *レバンスクラーゼ ,  構造遺伝子 ,  *レバン ,  *サトウダイコン ,  *トランスジェニック植物 ,  重合度 ,  遺伝子導入 ,  大量生産
準シソーラス用語： *スクロース 6-フルクトシルトランスフェラーゼ ,  形質転換体

分類 (2件)： 植物組織・細胞による物質生産  (FK03050H) ,  糖質・糖鎖一般  (EB06010I)

タイトルに関連する用語 (7件)： チモシー ,  Phleum ,  形質転換 ,  サトウダイコン ,  植物 ,  レバン ,  大量生産