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J-GLOBAL ID:201402271601713638   整理番号:14A0099187

ナナフシ(Phasmatodea)腸の内因性セルラーゼ酵素

Endogenous cellulase enzymes in the stick insect (Phasmatodea) gut
著者 (3件):
資料名:
巻: 60  ページ: 25-30  発行年: 2014年01月 
JST資料番号: C0585A  ISSN: 0022-1910  CODEN: JIPHAF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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高セルラーゼ(エンド-ベータ-1,4-グルカナーゼ)活性が,ナナフシ(Phasmatodea),Eurycantha calcarataの腹側中腸において検出された。この酵素は単離され,質量分析により解析された。RT-PCRにより2つのエンドグルカナーゼ遺伝子である,EcEG1およびEcEG2が明らかになった。精製酵素のMascot分析から,これは遺伝子EcEG1の産物であることが確認された。相同性cDNAもまたわずかに関連性のある種であるEntoria okinawaensisから単離されたことから,ナナフシ類におけるセルラーゼ遺伝子の一般的な生体内分布が示唆された。ナフシ類セルラーゼは,昆虫,特に,シロアリ,ゴキブリ,コオロギ由来の,内因的に産生されたグリコシドヒドロラーゼファミリー9(GH9)エンドグルカナーゼと高い相同性があることがわかった。精製E.calcarata酵素は,シロアリGH9セルラーゼの抗-血清に対して,明らかなantigencyを示した。これは,配列相同性とともに,酵素の内因性起源を示唆するものであった。本発見は,草食性鱗翅類とは異なり,葉-摂食性ナナフシにおけるセルロースの栄養価の可能性を示唆するものである。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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腸  ,  酵素生理 
タイトルに関連する用語 (4件):
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