文献

J-GLOBAL ID：201402272109121039   整理番号：14A0710977

南アフリカ沖のヒラノウサンゴ Platygyra daedaleaの産卵行動

Spawning behaviour in Platygyra daedalea off South Africa

著者 (4件)： MASSE L. M. (Oceanographic Res. Inst. (ORI), Durban, ZAF) ,  MASSE L. M. (Res. Inst. Dev. (IRD), Sainte Clotilde, REU) ,  CHABANET P. (Res. Inst. Dev. (IRD), Sainte Clotilde, REU) ,  SCHLEYER M. H. (Oceanographic Res. Inst. (ORI), Durban, ZAF)
資料名： Galaxea  (Galaxea)
巻： 15  号： 1  ページ： 13-14  発行年： 2013年07月 
JST資料番号： L7293A  ISSN： 1883-0838  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： イシサンゴ類のアフリカ東海岸の分布の南限であるヒラノウサンゴの産卵を観察した。リーフでの観察が難しいため,2月の満月の数日前にヒラノウサンゴの10コロニーを採集し屋外の水槽で観察した。満月後の2日から4日の3夜に渡って,6から9のコロニーで産卵が起こった。ピークは満月後4日であった。水温は26°Cであった。精子と卵子のバンドルの放出は19時から22時の間で起こり,ピーク名20:30であった。放出の様子を観察し,写真を示して記述した。バンドルの平均直径は2.2mmで平均89.2個の配偶子を含んでいた。各ポリプは一晩に2から3のバンドルを放出し,直径10cmのコロニーは一晩に最大10000の卵バンドルを放出することになる。この観察結果から,本種の有性生殖が熱帯のサンゴ礁だけに限られるものでないことがわかった。

シソーラス用語： *南アフリカ共和国 ,  *イシサンゴ類 ,  数 ,  *産卵 ,  精子 ,  卵子
準シソーラス用語： Platygyra daedalea ,  バンドル ,  *ヒラノウサンゴ ,  産卵行動 ,  産卵数 ,  南アフリカ

分類 (1件)： 個生態学  (EE03020H)

引用文献 (3件)：

• Babcock RC, Bull GD, Harrison PL, Heyward AJ, Oliver JK, Wallace CC, Willis BL (1986) Synchronous spawning of 105 scleractinian coral species on the Great Barrier Reef. Mar Biol 90: 379-394
• Mangubhai S, Harrison PL (2008) Gametogenesis, spawning and fecundity of Platygyra daedalea (Scleractinia) on equatorial reefs in Kenya. Coral Reefs 27: 117-122
• Schleyer MH, Kruger A, Celliers L (2008) Long-term community changes on a high-latitude coral reef in the Greater St Lucia Wetland Park, South Africa. Mar Pollut Bull 56: 493-502

タイトルに関連する用語 (2件)： 南アフリカ ,  産卵行動