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J-GLOBAL ID:201402272622538964   整理番号:14A1021981

冬~春期のアカイカ(Ommastrephes bartramii)の同齢個体群資源に,浮遊幼生初期と若齢期の餌料環境が及ぼす影響

Impact of paralarvae and juveniles feeding environment on the neon flying squid (Ommastrephes bartramii) winter-spring cohort stock
著者 (9件):
資料名:
巻: 23  号:ページ: 289-303  発行年: 2014年07月 
JST資料番号: W1562A  ISSN: 1054-6006  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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当研究で,アカイカ(Ommastrephes bartramii)の冬~春にかけての同齢個体群の単位努力量あたりの漁獲量(CPUE,イカの豊度の指数)と,2~5月の海面水温が21~25°Cである東経140-160°のアカイカの産卵場の衛星画像から求めたクロロフィルa濃度との間に強い正の相関があることがわかった。冬から春にかけての同齢個体群の産卵場は海流の弱い海域にあり,粒子追跡実験により,海洋データ同化システムから得られた速度場によると,日齢90以下の初期幼生や若齢個体は産卵場に留まっていること,及びその生息域におけるクロロフィルa濃度と本種のCPUEとの間に強い正の相関があることが示唆された。さらに,後方粒子追跡実験から,産卵場のクロロフィルa濃度が秋冬混合層の深さと強い正の相関を示すことが示唆された。これらの3つの結果から,CPUEの経年変化は,初期幼生と若齢の間の餌料環境の変化により引き起こされ,それは秋冬混合層の深さの変化に関連している可能性があるという仮説を立てた。Copyright 2014 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (5件):
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魚類以外の水産動物  ,  漁場・漁況  ,  生態系  ,  個体群生態学  ,  環境因子の生物影響一般 
引用文献 (31件):

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