文献
J-GLOBAL ID:201402273447683316   整理番号:14A0588506

アゾジカルボンアミド/硝酸アンモニウム系混合物の燃焼特性について

Burning characteristics of some azodicarbonamide/ammonium nitrate/additive mixtures
著者 (3件):
資料名:
巻: 75  号: 1-2  ページ: 59-63  発行年: 2014年04月30日 
JST資料番号: F0476A  ISSN: 1347-9466  CODEN: STEMCH  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
硝酸アンモニウム(AN)は自動車エアバッグ用ガス発生剤の酸化剤として注目されている。本研究では,燃料として,工業的に発泡剤として多く使われているアゾジカルボンアミド(ADCA)を用いた。化学量論比でADCA/AN混合物を調整し,また,燃焼特性を高めるために,ANの分解触媒として知られている酸化銅(II)(CuO)を加えた。化学平衡計算,線燃焼速度試験,圧力上昇速度試験,温度履歴試験を行い,実験結果から(1)~(4)の結論が得られた。(1)化学平衡計算から,CuO添加量の増加に伴い,断熱火炎温度は低下していき,爆発熱も同様の結果が得られた。(2)ADCA/AN混合物は1.0MPa,N2の雰囲気下でニクロム線の通電により,着火は容易であった。(3)CuOを添加することにより,線燃焼速度は増加し,圧力指数は減少した。また,CuO 10%及び20%添加の混合物においては,実用化されている硝酸グアニジン(GN)/硝酸ストロンチウム(SrN)/塩基性硝酸銅(BCN)混合物よりも圧力上昇速度が高くなった。(4)CuOの添加量を多くするに従い,燃焼表面温度が低下して凝縮相の厚さが減少し,凝縮相反応層において,CuOが反応を促進させていることが考えられた。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
燃焼理論  ,  化学プロセスの解析 
引用文献 (5件):
  • Y. Miyata, M. Abe, S. Date, M. Kohga, and K. Hasue, Sci. Tech. Energetic Materials, 69, 117-122 (2008).
  • Y. Wada, K. Hori, and M. Arai, Sci. Tech. Energetic Materials, 71, 83-86 (2010).
  • F. Volk and H. Bathlet, User's manual for the ICT-Thermodynamic Code (1988)
  • US Patent, US 69,58,100, Gas generating agent composition and gas generator employing the same (2005).
  • A. J. Sabadell, J. Wenograd, and M. Summerfield, AIAA Journal, 3, 1580-1584 (1965).
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る