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J-GLOBAL ID：201402273526055410   整理番号：14A0957578

オープンパス型ガス分析計の光学窓汚染による大気-海洋間の下向き渦二酸化炭素フラックスの過大評価

Overestimation of Downward Air-Sea Eddy CO₂ Flux Due to Optical Window Contamination of Open-Path Gas Analyzer

著者 (3件)： TSUKAMOTO Osamu (Dep. of Earth Sciences, Graduate School of Natural Sci. and Technol., Okayama Univ.) ,  KONDO Fumiyoshi (Center for Global Environmental Res., National Inst. for Environmental Studies) ,  KAMEI Yasuo (Dep. of Earth Sciences, Graduate School of Natural Sci. and Technol., Okayama Univ.)
資料名： SOLA (Web)  (SOLA (Web))
巻： 10  ページ： 117-121 (J-STAGE)  発行年： 2014年 
JST資料番号： U0028A  ISSN： 1349-6476  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 海洋上のオープンパス渦共分散二酸化炭素フラックスは見積もられているバルク二酸化炭素フラックスより非常に大きいと報告されてきており,オープンパス型ガス分析計の光学窓汚染が過大評価の原因だと報告されている。海洋上での船舶観測期間に手動で光学窓の清掃を行い,清掃の前後で二酸化炭素出力シグナルの直接比較を行った。光学窓汚染が蓄積すると二酸化炭素変動振幅と上昇流と二酸化炭素混合比の相関係数の両方が明らかに増加し,下向き二酸化炭素フラックスの過大評価を生じていた。このような明瞭な増加は手動の窓清掃の後はリセットされた。二酸化炭素と水蒸気の相互敏感度を表現する二酸化炭素と水蒸気の出力シグナルの相関係数はオープンパス型ガス分析計の光学窓汚染の有用な指標であることがわかった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： ガス分析計 ,  *光学窓 ,  汚染 ,  *渦 ,  *二酸化炭素 ,  物質流束 ,  手作業 ,  清掃 ,  大気海洋間相互作用
準シソーラス用語： *二酸化炭素フラックス ,  手動操作

分類 (1件)： プラネタリー境界層  (DC05100B)

タイトルに関連する用語 (9件)： パス ,  ガス分析計 ,  光学窓 ,  汚染 ,  大気 ,  海洋 ,  渦 ,  二酸化炭素フラックス ,  評価