文献

J-GLOBAL ID：201402274086663540   整理番号：14A0677239

バイオによる放射能除染への挑戦 低線量地域における水中放射性セシウム濃度の計測

著者 (5件)： 中野和典 (日本大 工) ,  手塚公裕 (日本大 工) ,  長林久夫 (日本大 工) ,  亀田豊 (千葉工大 工) ,  玉田将文 (秋田県 生活環境部 健康環境セ)
資料名： 生物工学会誌  (Biotechnology)
巻： 92  号： 5  ページ： 217-221  発行年： 2014年05月25日 
JST資料番号： G0440B  ISSN： 0919-3758  CODEN： SEKAEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 福島原発事故により環境に放出された放射性物質の移動は水を介するもので,本報では低線量地域の水域における動態や移動の把握について解説した。河川のヤマメ等の水産物で放射性セシウムの濃縮・蓄積が起こることから,現在の定量限界の1Bq/Lを0.1Bq/Lまで低減する必要がある。ここではラドディスクパックを用いた固相抽出,Ge半導体検出器の測定時間延長について検討した。こうした測定手法による小河川の流下過程での放射性セシウムの挙動,湖沼における垂直分布と経年変化等の結果を紹介した。最後に,更に定量限界を0.02Bq/Lまで低下させるための環境中(in-situ)濃縮によるパッシブサンプリング法を示した。

シソーラス用語： *放射能除染 ,  *放射線量 ,  セシウム同位体 ,  放射性同位体 ,  *線量測定 ,  定量限界 ,  生物濃縮 ,  環境汚染 ,  湖沼 ,  河川 ,  放射能汚染 ,  原子炉事故 ,  *低線量 ,  セシウム放射性同位体 ,  東電福島第一原子力発電所事故 ,  *除去 ,  *計測
準シソーラス用語： 放射性セシウム ,  福島原発事故

分類 (2件)： 環境の汚染及び防止  (MB02030K) ,  放射線計測・計測器一般  (AD08010Y)

引用文献 (10件)：

• http://www.env.go.jp/jishin/rmp.html#monitoring
• http://wwwcms.pref.fukushima.jp/
• 渡邊隆宏 : 日本大学工学部卒業論文(2013).
• http://www.pref.aichi.jp/0000028449.html
• http://www.pref.fukushima.jp/j/monitaring.gesuidou.0708.pdf

タイトルに関連する用語 (6件)： 放射能除染 ,  低線量 ,  地域 ,  水中 ,  放射性セシウム ,  計測