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J-GLOBAL ID：201402274777962684   整理番号：14A1272393

国産パプリカ生産の現状と課題-既存型産地と新規参入大型経営体-

著者 (1件)： 林俊秀 (筑波大 大学院生命環境科学研究科)
資料名： フードシステム研究  (Journal of Food System Research)
巻： 20  号： 3  ページ： 321-326  発行年： 2013年12月31日 
JST資料番号： L4386A  ISSN： 1341-0296  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 輸入品が先行し国内産が追従する特異な産地形成の経過をもつパプリカの生産の現状と展望を考察した。農林水産省の統計と市場年報を整理し,既存産地と参入大型経営体の調査,分析を行った。その結果,既存産地の規模は現状維持または縮小傾向にある一方,大規模農業法人は技術水準の向上により利益を確保し更なる規模拡大が期待できた。建設・設備コストの低減やエネルギー削減,販売期間の長期化と出荷量の定量化等の課題があるが,国産パプリカ生産において大型経営体から産出されるパプリカ生産の割合は今後とも拡大すると思われる。

シソーラス用語： *トウガラシ ,  *農業経営 ,  統計データ ,  輸入 ,  栽培 ,  生産
準シソーラス用語： *パプリカ ,  産地形成 ,  *大規模経営 ,  野菜栽培

分類 (1件)： 野菜  (FC03043X)

引用文献 (5件)：

• 香月敏孝・柳京熙「パプリカ生産における国内・国外の生産・流通の変化」野菜情報(農畜産振興機構)2006年6月
• 関根佳恵 「大規模施設園芸の企業的展開と地域農業」野菜情報vol.106 2013年1月 pp.25-36
• 古野伸典ら「パプリカ研究成果報告書」山形県庄内総合支庁 産業経済部,2009年2月
• 柳京熙 「韓国産パプリカの対日輸出構造の特異性」農林経済2006年11月 pp.2-7
• 姜暻求「韓国産生鮮野菜の輸入動向とその背景」 南九州大学研究報告No.33(B)2003年 pp.15-25

タイトルに関連する用語 (7件)： 国産 ,  パプリカ ,  現状 ,  産地 ,  参入 ,  大型 ,  経営