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J-GLOBAL ID:201402274898581165   整理番号:13A1210398

心臓前駆細胞の増殖促進を通し誘導多能性幹細胞の心臓分化を増進するアスコルビン酸

Ascorbic acid enhances the cardiac differentiation of induced pluripotent stem cells through promoting the proliferation of cardiac progenitor cells
著者 (13件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: 219-236  発行年: 2012年 
JST資料番号: C2561A  ISSN: 1001-0602  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 中国語 (ZH)
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誘導多能性幹細胞(iPSCs)の発生は,心疾患,薬物スクリーニングおよび潜在的自己由来心筋再生の調査に,新しい道を開いた。しかしながら,それらの利用は非効率的な心臓分化,高い株内変動性およびiPSCから派生した心筋細胞(iPS-CM)の劣った成熟によって妨げられる。心臓分化およびiPSCの成熟のために効率的な誘導因子を確認し,その機構を説明するために,著者らは系統的にさまざまなマウス(m)iPSC上で,16の心筋細胞誘導因子をスクリーニングし,アスコルビン酸(AA)だけが自然発生的な心原性の可能性なしで,8株を含む11株の心臓分化をしっかりと増進することを見いだした。次いで,著者らは処理条件を最適化し,その分化に2-6日,心臓前駆細胞(CPC)の仕様期間は,AAを実施する臨界期であったことを示した。これは,AAが心血管であるが,中胚葉ではない標識の発現を増加させたという事実によって,更に確認された。概念的に,AA処理は約7.3倍(miPSC)に至り,30.2倍(ヒトiPSC)はiPS-CMの収率を増大する。そのような効果は,コラーゲン合成の促進を通して,MEK-ERK1/2経路を経てCPCの増殖における特異的増加に起因していた。加えて,AAによって誘発された心筋細胞は,より良好なサルコメア組織を示し,活動電位および初期カルシウム変化のβ-アドレナリン作用およびムスカリン性刺激に対する反応を強化した。これらの所見は,AAが簡単に,普遍的に,また効率的に心臓分化および成熟を改善するiPSCsのための適切な心筋細胞誘導因子であることを証明する。これらの所見はまた,多能性幹細胞の心臓分化を導く際に,細胞外微環境を操作することによるCPC増殖刺激の重要性を強調する。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (4件):
分類
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心臓  ,  細胞生理一般  ,  ビタミンC  ,  循環系の疾患 
物質索引 (1件):
物質索引
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