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J-GLOBAL ID:201402276429227086   整理番号:14A0173070

星間アモルファス固体水上での表面過程:吸着,拡散,トンネル反応及び核スピン転換

Surface Processes on Interstellar Amorphous Solid Water: Adsorption, Diffusion, Tunneling Reactions, and Nuclear-Spin Conversion
著者 (2件):
資料名:
巻: 113  号: 12  ページ: 8783-8839  発行年: 2013年12月 
JST資料番号: B0256A  ISSN: 0009-2665  CODEN: CHREAY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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低温で高密度の星間物質を含む高密度雲(暗黒星雲)中には少なくとも約180種類星間原子あるいは分子が存在することが知られている。星間分子としてはH2分子がもっとも多く,次いでCO,H2Oが多く存在する。また,高密度雲中にはH2OやCOからなる固体(「氷マントル」)で被覆された塵粒子が存在する。本論文は,これらの氷(おもに水)マントルで被覆された塵粒子表面での物理的及び化学的過程に関する包括的レビューである。第1章では星間物質の化学における表面過程の重要性について概観し,第2章ではアモルファス固体水(ASW)の物理的性質について解説した。第3章ではASW上での揮発性化学種の吸着及び拡散過程を,1)付着係数,2)吸着(脱着)エネルギー,3)表面拡散(H原子の表面拡散とH原子再結合によるH2生成,再結合によるH2生成におけるエネルギー分配)の観点から論じた。第4章ではASW表面での量子トンネル反応を,1)水の生成(O2+H,OH+H2反応),2)ホルムアルデヒドとメタノールの生成及び重水素化(HあるいはDのCOへの付加,CH3OHとH2COの重水素豊富化),3)二酸化炭素生成(CO+O反応とCO+OH反応)の各反応毎にまとめた。第5章では分子の核スピン状態の転換を,1)ortho-及びpara-H2分子とそれらの星間物質化学における役割,2)その他の星間分子(H2Oなど)のortho-及びpara-状態に分けて論じた。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
界面化学一般  ,  星雲  ,  不均一系触媒反応 

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