抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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十勝地方では,収穫後に畑に残された馬鈴しょ塊茎(イモ)が翌年以降に雑草化する「野良イモ」を防除するために,冬の期間の雪割り作業が行われていた。地域や年次によって異なる降積雪や冬季の気温に即応して効果的かつ最適な雪割りスケジュールを決定する方法を開発した。土壌凍結深推定システムは,降雪量から積雪深推定し,気温と組み合わせて積雪下の地温や凍結の深さを推定する仕組みであった。このシステムの優れた点は,雪割りにより改変された積雪状態での地温や土壌凍結を推定できる点であった。雪割り処理は十分な土壌凍結を実現できれば,野良イモ防除において非常に高い効果を上げることができると思われた。