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J-GLOBAL ID：201402276750086940   整理番号：14A1296318

モデルベース設計を用いたISO26262対応システム設計プロセス

System Design Process in Compliance with ISO26262 Using Model-Based Design

著者 (4件)： 相模宏樹 (本田技研) ,  広中慎司 (本田技研) ,  森良司 (本田技研) ,  向井拓幸 (本田技研)
資料名： Honda R&D Technical Review  (Honda R&D Technical Review)
巻： 26  号： 2  ページ： 165-171  発行年： 2014年09月01日 
JST資料番号： L0353A  ISSN： 0915-3918  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 自動車搭載の電子/電気システムにおける潜在的安全リスクを低減するための機能安全規格であるISO26262が,2011年11月に発効された。本研究では,ウォータフォール型V字開発プロセスの上流工程におけるシステム設計段階(ISO26262-パート4)に着目し,モデルベース設計プロセスを構築した。電動パワーステアリング制御システムへの適用を事例として,その設計プロセスの機能を検討し,次項の成果を確認できた。1)設計プロセスで取得した情報を,設計の成果物に直接反映することによって,その成果物の作成に必要な工数を抑制できた,2)システムの構造と安全要求を,段階的に定義して,手戻りの原因となるシステムの安全目標に対する侵害要因を削減することによって,工数を抑制できた。

シソーラス用語： *動力舵取装置 ,  *制御系 ,  *システム設計 ,  *ソフトウェア開発 ,  カーエレクトロニクス ,  因子分析 ,  安全設計 ,  効率化 ,  安全基準 ,  ISO規格 ,  国際規格 ,  事例研究
準シソーラス用語： ISO26262 ,  *モデルベース開発 ,  開発効率 ,  *設計プロセス ,  阻害因子 ,  *電動パワーステアリング

分類 (3件)： 走行装置  (QG03040V) ,  システム設計・解析  (IA02030D) ,  数値計算  (JE02000J)

引用文献 (6件)：

• ISO26262:Road Vehicles-Functional Safety(2011)
• 村上真,野村和範,久木隆,笠原康彦:パワープラント分野におけるシステムモデリング技術,Honda R&D Technical Review, Vol.22, No.2, p.99-105
• http://www.omgsysml.org/
• IEC61025: Fault tree analysis (FTA)(2006)
• IEC60812: Analysis techniques for system reliability - Procedure for failure mode and effects analysis (FMEA)(2006)

タイトルに関連する用語 (3件)： モデルベース設計 ,  システム設計 ,  プロセス