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J-GLOBAL ID:201402276853185377   整理番号:14A0392977

菜種粕からのグルコシノレートおよびイソチオシアネートの抽出および特性

Extraction and Characterization of Glucosinolates and Isothiocyanates from Rape Seed Meal
著者 (4件):
資料名:
巻: 63  号:ページ: 303-308 (J-STAGE)  発行年: 2014年 
JST資料番号: G0238A  ISSN: 1345-8957  CODEN: JOSOAP  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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ある種のイソチオシアネート(ITCs)は,農業および製薬産業にとって魅力的なターゲットであるが,ゴイトリンとITCsの存在が菜種粕の広範な利用を妨げている。ITCsは,グルコシノレート(GSLs)のミロシナーゼ媒介加水分解の生成物である。そのように,菜種粕に含まれる糖脂質の同定を目的として,より良い理解を得るために研究を行った。糖脂質の抽出は,3.0%のGSL含有量を入手するために20%エタノールを用いて行った。得られたGSL抽出物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製して,主要な3種類の純GSLs(GSL A,B,およびC)の単離と最終的なGSL含有量39.8%が得られた。また,菜種粕のGSLの間接的同定もITCsのGC/MS分析によって実施した。GSLs,プロゴイトリン,グルコナピンは,これらの抽出物中で最高濃度で存在した。興味深いことに,GSL Aが脱脂菜種粕媒介加水分解反応の基質であったとき,ゴイトリンだけが生成した。これは,GSL Aがプロゴイトリンであることを示す。逆に,GSL Bが基質として用いられたとき,3-ブテニルITCだけが生成し,GSL Bはグルコナピンであることを示している。これらの結果は,農業や製薬分野での菜種粕を使用するための扉を開くための参考になる。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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油脂の製造 
物質索引 (5件):
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引用文献 (17件):
  • 1) Japanese Ministry of Agriculture, Forestry and Fisheries, http://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/oil/ (2012).
  • 2) Enami, RH.; Review of using canola/rape seed meal in aquaculture feeding. J. Fish. Aquat. Sci. 6, 22-36 (2011).
  • 3) McMillan, M.; Spinks, EA.; Fenwick GR. Preliminary observations on the effect of dietary brussels sprouts on thyroid function. Hum. Toxicol. 5, 15-9 (1986).
  • 4) Spiegel, C.; Bestetti, G.; Rossi, G.; Blum, JW. Feeding of rapeseed presscake meal to pigs: effects on thyroid morphology and function and on thyroid hormone blood levels, on liver and on growth performance. Zentralbl. Veterinarmed. 40, 45-57 (1993).
  • 5) Washida, K.; Miyata, M.; Koyama, T.; Yazawa, K.; Komoto, K. Suppressive effect of Yamato-mana (Brassica rapa L. Oleifera group) constituent 3-Butenyl glucosinolate (Gluconapin) on postprandial hypertriglyceridemia in mice. Biosci. Biotehcnol. Biochem. 74, 1286-1289 (2010).
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