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J-GLOBAL ID:201402277206779415   整理番号:14A0660580

シスケイヒ酸アナログの植物生長阻害活性を転写産物レベルで評価する

Transcriptomic evaluation of the enhanced plant growth-inhibitory activity caused by derivatization of cis-cinnamic acid
著者 (9件):
資料名:
巻: 39  号:ページ: 85-90 (J-STAGE)  発行年: 2014年 
JST資料番号: F0886B  ISSN: 1348-589X  CODEN: JPSTCF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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シスケイヒ酸(cis-CA)の化学構造の改変によって向上した植物生長阻害活性の高速大量評価システムを確立するため,DNAマイクロアレイ法を用いてArabidopsis thalianaの実生における初期の遺伝子応答の変化を分析した。その結果,(Z)-3-(3-ヨードフェニル)アクリル酸に6時間暴露の後では,3クラスの初期オーキシン応答遺伝子の上方制御が認められた。この応答は,インドール-3-酢酸(IAA)に対する転写応答に似ており,環境ストレスに関連する遺伝子の上方制御や毒素の解毒応答にも似ていた。2-(3,4-3ジヒドロナフタレン-1-イル)酢酸に対する遺伝子応答は,IAAに対する遺伝子応答に似ていた。一方,二重結合異性体である(Z)-2-[3,4-3ジヒドロナフタレン-1-1(2H)-イリデン]酢酸に対する応答で上方制御を受けた遺伝子は,cis-CAの場合よりも少なかった。DNAマイクロアレイデータは,構造的に異なるcis-CAアナログが多様な遺伝子応答の引き金となることを示唆した。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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植物成長調整剤  ,  植物ホルモン  ,  芳香族単環カルボン酸・ペルオキシカルボン酸・チオカルボン酸 
物質索引 (1件):
物質索引
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引用文献 (27件):
  • 1) G. Mitchell, D. W. Bartlett, T. E. M. Fraser, T. R. Hawkes, D. C. Holt, J. K. Townson and R. A. Wichert: Pest Manag. Sci. 57, 120-128 (2001).
  • 2) F. Tattersfield, R. P. Hobson and C. T. Gimingham: J. Agric. Sci. 19, 266-296 (1929).
  • 3) S. Hiradate, S. Morita, H. Sugie, Y. Fujii and J. Harada: Phytochemistry 65, 731-739 (2004).
  • 4) S. Morita, S. Hiradate, Y. Fujii and J. Harada: Plant Growth Regul. 46, 125-131 (2005).
  • 5) S. Hiradate, S. Morita, A. Furubayashi, Y. Fujii and J. Harada: J. Chem. Ecol. 31, 591-601 (2005).
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