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J-GLOBAL ID:201402277417477261   整理番号:14A1187127

フィチン酸は脂質過酸化をin vitro阻害する

Phytic Acid Inhibits Lipid Peroxidation In Vitro
著者 (4件):
資料名:
巻: 2013  号: Pharmacology  ページ: 147307 (WEB ONLY)  発行年: 2013年 
JST資料番号: U7008A  ISSN: 2314-6133  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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フィチン酸(PA)はin vitro及びin vivo条件下で鉄触媒ヒドロキシルラジカル形成の強い抗酸化剤及び阻害剤として認識されている。それゆえに,PAはヒト結腸上皮細胞におけるFe(II)/アスコルビン酸誘導脂質過酸化に加えてリノール酸自己酸化及びFe(II)/アスコルビン酸誘導過酸化を阻害するかどうかについて,HPLC-MS/MSを用いて研究した。100μM及び500μMのPAはFe(II)/アスコルビン酸の有/無においてリノール酸の劣化を効果的に阻止した。観察したFe(II)/アスコルビン酸誘導脂質過酸化に及ぼすPAの阻害作用は自己酸化のそれと比較して低かった(10~20%)。PAはFe(II)/アスコルビン酸誘導過酸化の24h後にリノール酸ヒドロペルオキシド濃度レベルを変化しなかった。Fe(II)/アスコルビン酸の不在下で,100μM及び500μMのPAはリノール酸ヒドロペルオキシドの分解を顕著に抑制した。さらに,試験した非毒性濃度(100μM及び500μM)でのPAは,構造的/機能的に小腸上皮に類似するCaco2細胞における4-ヒドロキシアルケナール類レベルを顕著に低減した。PAはリノール酸の酸化を阻害し,4-ヒドロキシアルケナール類の形成を低減することを結論づけた。抗酸化剤としての作用により,それは酸素ラジカル及び脂質過酸化物により誘導される腸疾患を予防することを示唆した。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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食品の化学・栄養価  ,  腸  ,  糖質・糖鎖一般 
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