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J-GLOBAL ID：201402277903879347   整理番号：14A0165687

太陽光発電大量導入時におけるMOPSOとDP法を用いた調相設備運転計画・運用手法

Shunt Capacitor’s Planning and Operation using MOPSO and DP under Large-Scale Photovoltaic Energy Penetration

著者 (5件)： 鈴木賢 (早稲田大学 電気・情報生命専攻) ,  鈴木淑子 (早稲田大学 電気・情報生命専攻) ,  岩本伸一 (早稲田大学 電気・情報生命専攻) ,  大石侑甫 (中部電力(株)) ,  有吉信行 (中部電力(株))
資料名： 電気学会論文誌 B  (IEEJ Transactions on Power and Energy)
巻： 133  号： 10  ページ： 753-760 (J-STAGE)  発行年： 2013年 
JST資料番号： S0809A  ISSN： 0385-4213  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 電圧無効電力制御機器である電力用コンデンサ(SC)に着目し,太陽光発電大量導入時における操作回数を考慮したSCのタイムスケジューリング計画手法と,電圧変動を考慮した運用手法を提案した。タイムスケジューリング計画手法では,太陽光発電出力計画に基づき,1時間後ごとの負荷断面において系統の安定性と経済性を考慮し,必要な調相設備容量をMOPSOによって求めた。そして,その候補解に動的計画法を導入して,SCの操作回数を少なくしたスケジュールを求める「2層SCタイムスケジュール計画手法」を提案した。運用手法では,SVC設置から制御までの電圧制御抑制対策手法を提案し,太陽光発電が多い時間帯に80%変動が起きても,電圧上下限の範囲での運用を可能にした。また,SVCによる安定性の維持と同時に,SC操作回数と変圧器LTCの動作回数の協調を考慮した複合的な運用手法も提案した。最後に,提案手法の有効性をシミュレーションで検証した。

シソーラス用語： *太陽光発電 ,  *調相装置 ,  *系統運用 ,  電圧安定化 ,  無効電力 ,  動的計画法 ,  スケジューリング ,  経済性 ,  系統計画 ,  電力コンデンサ ,  電力補償 ,  最適化手法 ,  多目的計画法 ,  電力変圧器
準シソーラス用語： PSO【最適化】 ,  運転計画

分類 (2件)： 電力系統一般  (NB02000E) ,  特殊電力機器一般  (NB10010G)

引用文献 (23件)：

• (1) 環境省:低炭素社会づくり行動計画 (2008-7)
• (2) Y. Hayashi: “Issues for penetration of photovoltaic system in power system”, 2012 National Convention Record IEE Japan, Vol. 7, pp. 2-4 (2012) (in Japanese)
• 林 泰弘:「大量導入に向けた太陽光発電システムの課題」, 平成24年電気学会全国大会, Vol. 7, pp. 2-4 (2012)
• (3) H. Yagi and T. Ushio: “Advancement of the schedule operation of phase modifying equipment”, The Papers of Technical Meeting on Power Protective Relaying Symposium, IEE Japan, PPR-10-14, pp. 71-74 (2010) (in Japanese)
• 八木寛晃・牛尾 剛:「調相設備スケジュール運転の高度化」, 電気学会保護リレーシステム研資, PPR-10-14, pp. 71-74 (2010)

タイトルに関連する用語 (7件)： 太陽光発電 ,  MOPSO ,  DP ,  設備 ,  計画 ,  運用 ,  手法