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J-GLOBAL ID：201402279912883180   整理番号：14A1193801

アルミニウムのプラズマアノード酸化

Plasma Electrolytic Oxidation of Aluminum

著者 (4件)： 寺西一明 (中金) ,  人見直樹 (近畿大 大学院総合理工学研究科) ,  大島裕一郎 (中金) ,  岩崎光伸 (近畿大 理工)
資料名： 材料技術  (Material Technology)
巻： 32  号： 2  ページ： 39-45  発行年： 2014年03月25日 
JST資料番号： Y0644A  ISSN： 0289-7709  CODEN： MTECFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 0.51MのH₃PO₄-0.55MのNH₄F-0.10MのNa₂B₄O₇-0.13MのNaF-1.28Mのヘキサメチレンテトラミン系電解液中でプラズマアノード酸化(PEO)処理を行うことにより,高白色度および高硬度を有するγ-Al₂O₃およびη-Al₂O₃を主成分とする酸化皮膜を成功裏に作製した。絶縁破壊電圧は電流密度5Adm^-2では約300Vであり,従来のPEO処理における電解電圧500Vの約60%に抑えることができた。5Adm^-2の電流密度で生成した皮膜は厚さ35±2μm,白色度L^*=83.7±0.2,硬さHV=800~1400であった。

シソーラス用語： アルミニウム ,  *酸化アルミニウム ,  *アノード酸化 ,  電解液 ,  *酸化膜 ,  電圧 ,  硬度 ,  白色度 ,  窒素複素環化合物 ,  架橋化合物
準シソーラス用語： *プラズマアノード酸化 ,  絶縁破壊電圧

分類 (1件)： 金属材料へのセラミック被覆  (YC02050V)

物質索引 (1件)： ヘキサメチレンテトラミン

引用文献 (9件)：

• 山田麻由,菊地竜也,坂入正敏,高橋英明,表面技術,58,331(2007);伊藤征司郎,表面技術,56,631(2005).
• E. K. Tillous, T. Toll-Duchanoy, E. Bauer-Grosse, Surf.Coat.Technol., 203, 1850 (2009).
• 水木一成,西尾和之,益田秀樹,表面技術協会第109回講演大会講演要旨集,p.316(2004年3月).
• S. Ikonopisov, Electrochim. Acta., 20, 783 (1975) ; Electrochim. Acta., 22, 1077 (1977).
• 須田新,小西知義,表面技術,58,352(2007).

タイトルに関連する用語 (2件)： アルミニウム ,  プラズマアノード酸化