文献

J-GLOBAL ID：201402280433043272   整理番号：14A0911030

有機電解質からのSn-O-C複合材料の電析機構の解析

Analysis of an Electrodeposition Mechanism of Sn-O-C Composite from an Organic Electrolyte

著者 (5件)： JEONG Moongook (Waseda Univ., Tokyo, JPN) ,  YOKOSHIMA Tokihiko (Waseda Univ., Tokyo, JPN) ,  NARA Hiroki (Waseda Univ., Tokyo, JPN) ,  MOMMA Toshiyuki (Waseda Univ., Tokyo, JPN) ,  OSAKA Tetsuya (Waseda Univ., Tokyo, JPN)
資料名： Journal of the Electrochemical Society  (Journal of the Electrochemical Society)
巻： 161  号： 7  ページ： D3025-D3031  発行年： 2014年 
JST資料番号： C0285A  ISSN： 1945-7111  CODEN： JESOAN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： リチウム二次電池の高容量化および長寿命化を目指して,アノード材料としてのSn-O-C複合材料について調べた。著者らは,電解質としてのSnCl₂,テトラブチルアンモニウムペルクロラートおよびLiClO₄を含有する炭酸エチレン(EC)および炭酸プロピレン(PC)の有機炭酸エステル混合液体からSn-O-C複合材料を電析させた。調製した複合材料の電気化学的性能について調べた。サイクリックボルタンメトリーの結果によって,電析過程が,2.3VでのSn析出,1.5Vでの有機電解質の電極触媒分解,およびLiイオンと析出したSnとのインターカレーションおよび/または合金化のような過程の三つの段階に分けられることが明らかになった。なお種々の析出条件によって,放電容量が変化した。さらに,X線光電子スペクトルによって,電析のために1.5Vの過電圧が印加された場合に,酸化されたスズ(Sn(IV))に対する金属スズ(Sn(0))の相対強度の増大が示された。

シソーラス用語： *スズ化合物 ,  *酸素化合物 ,  *炭素化合物 ,  *スズ ,  *酸素 ,  *炭素 ,  複合材料 ,  電極材料 ,  塩化スズ ,  過塩素酸リチウム ,  *無機酸エステル ,  電解質 ,  電着 ,  反応機構 ,  *リチウム二次電池 ,  接触分解 ,  電極触媒 ,  触媒反応 ,  電気化学反応 ,  インターカレーション ,  合金化 ,  電池容量 ,  過電圧 ,  相対強度【スペクトル線】 ,  サイクリックボルタンメトリー ,  X線光電子スペクトル ,  走査電子顕微鏡 ,  サイクル寿命 ,  混合液体 ,  酸素複素環化合物 ,  炭酸エステル ,  放電容量 ,  有機電解質 ,  電界放出型走査電子顕微鏡 ,  電気触媒反応 ,  改変
準シソーラス用語： FE-SEM ,  電気化学的性能 ,  電極触媒反応

分類 (4件)： 塩基,金属酸化物  (CD01030Z) ,  非水溶液  (CB05040G) ,  電気化学一般  (CB07010N) ,  二次電池  (YB04030K)

物質索引 (3件)： テトラブチルアンモニウムペルクロラート ,  炭酸エチレン ,  炭酸プロピレン

タイトルに関連する用語 (5件)： 有機電解質 ,  Sn ,  複合材料 ,  電析 ,  解析