文献

J-GLOBAL ID：201402280557895820   整理番号：14A1316633

視覚障害者のパソコン・インターネット利用状況調査2013

A Survey on the Use of Personal Computers and the Internet among Blind and Visually Impaired People in 2013

著者 (3件)： 渡辺哲也 (新潟大 工) ,  山口俊光 (新潟大 大学院自然科学研究科) ,  南谷和範 (大学入試セ)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 114  号： 217(WIT2014 18-35)  ページ： 25-30  発行年： 2014年09月05日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 視覚障害者によるパソコン・インターネットの利用状況を調査した。有効回答者は304人,このうち290人(95.4%)がパソコンを利用していた。調査結果は次の通り:基本ソフトはWindowsXPから7へ移行した。スクリーンリーダはPC-Talkerの独占状態にあった。ピンディスプレイの利用が減り,点字電子手帳の利用が増加した。音声Webブラウザ・電子メール・ワープロ・OCR・データベース・その他の各ソフトにおいて,高知システム開発の製品の利用率が最も高かった。パソコン利用上の問題点として,Webアクセシビリティに関するものが最も多く,その具体的内容は,ページ・画像・フラッシュ・PDFを読み上げないこと,検索・閲覧のしづらさ,画像認証ができないことであった。パソコンに望まれる機能としては,これら利用上の問題点の改善が最も多かった。(著者抄録)

シソーラス用語： *視覚障害者 ,  *パーソナルコンピュータ ,  *インターネット ,  状態 ,  報告書 ,  システムプログラム ,  応用プログラム ,  表示装置 ,  電子手帳 ,  アクセシビリティ ,  画像認識
準シソーラス用語： Webアクセシビリティ ,  スクリーンリーダ ,  *調査報告 ,  点字ディスプレイ ,  *利用状況

分類 (3件)： 市場調査,広告  (KA06030H) ,  ディジタル計算機ハードウェア一般  (JC04010C) ,  データ通信  (ND11040A)

引用文献 (5件)：

• 渡辺哲也,視覚障害者のwindowsパソコン及びインターネット利用・学習状況,国立特殊教育総合研究所,特殊研D-190,2003.
• 渡辺哲也,南谷和範,宮城愛美,長岡英司,”視覚障害者のパソコン・インターネット・携帯電話利用状況調査2007,”国立特別支援教育総合研究所,特教研D-267,2008.
• 渡辺哲也,山口俊光,南谷和範,”視覚障害者の携帯電話・スマートフォン等利用状況調査2013,”信学技報,Vol.113,No.481,pp.25-30,2014.
• 渡辺哲也,山口俊光,南谷和範,”視覚障害者にとってのスマートフォン・タブレットの利点と問題点-ICT機器利用状況調査結果の分析-,”信学技報,Vol.114,No.91,pp.83-88,2014.
• 渡辺哲也,”視覚障害者の携帯電話・スマートフォン・タブレット・パソコン利用状況調査2013,”電気通信普及財団平成24年度研究調査助成報告書,2014. http://hdl.handle.net/10191/27807

タイトルに関連する用語 (5件)： 視覚障害者 ,  パソコン ,  インターネット ,  利用状況 ,  調査