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J-GLOBAL ID：201402281073547521   整理番号：14A0450475

26年生カツラ人工林の成長過程

著者 (3件)： 大洞智宏 (岐阜県森林科研) ,  渡邉仁志 (岐阜県森林科研) ,  横井秀一 (岐阜県森林文化アカデミー)
資料名： 岐阜県森林研究所研究報告  (Bulletin of the Gifu Prefectural Research Institute for Forests)
号： 42  ページ： 13-17  発行年： 2013年03月25日 
JST資料番号： Z0592A  ISSN： 1882-840X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： カツラ人工林の施業方法確立の一助とするため,造成されたカツラ林を調査し,成林状況を確認し,施業履歴と成長過程との関連を解析した。樹高成長過程から,カツラの最適立地ではないと考えられるが,樹高断面積合計に占めるカツラの割合,林分の相観から,カツラが優占しカツラ人工林が成立していた。これは,初期に雪害や獣害の発生が多かったものの,適切に保育作業が行われていたためと思われた。天然更新木の状況やカツラの成長速度,隣接林分との比較から,下刈りを省略した場合,現在のようなカツラ人工林が成林しなかった可能性が示唆された。植栽後15年目頃にはカツラ個体間での競争が強くなっていたと考えられた。

シソーラス用語： 造林 ,  *林地保育 ,  雪害 ,  植物成長 ,  *カツラ科 ,  成長 ,  *人工林 ,  下刈り ,  鳥獣害 ,  樹高成長 ,  獣害 ,  *Cercidiphyllum japonicum ,  森林管理 ,  植物生理
準シソーラス用語： *カツラ ,  森林施業 ,  *森林保育

分類 (1件)： 森林保育  (FF03040H)

タイトルに関連する用語 (3件)： カツラ ,  人工林 ,  成長過程