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J-GLOBAL ID：201402281298578760   整理番号：14A0532294

マス類養殖におけるビタミンCの基礎知識と活用術 第2回 ビタミンCの添加方法と最適投与期間

著者 (1件)： 石川孝典 (栃木県水試)
資料名： 月刊養殖ビジネス  (養殖ビジネス)
巻： 51  号： 6  ページ： 34-36  発行年： 2014年05月01日 
JST資料番号： G0742B  ISSN： 2187-1442  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ビタミンCを飼料1kg当り5000mg経口投与する方法を前回紹介したが,コスト面から長期の投与は難しいと考えられる。そこで,ビタミンC投与の効果と投与期間の関係について検討した。ビタミンC(アスコルビン酸)の価格は2000~3000円/kgなので,飼料1袋(20kg)当り200~300円のコスト増になる。市販されている配合飼料1kg当りに50gのサラダ油とともに5000mgのビタミンCを展着させた。高濃度投与で投与効果が期待できる最短の日数を推定するため,ニジマス稚魚(平均体重6.2g)を対象として30日間投与し,ビタミンCが蓄積されやすい肝臓組織のビタミンC含有量を経時的に測定した。その結果,投与開始7日後には対照区の約3倍の最大値が観察されたことから,高濃度ビタミンC投与はおおむね7日間行えば効果が期待できると推察した。高濃度ビタミンC投与は魚の全長,体長,体重に影響は無かった。その他,投与後のビタミンC含有量,高濃度投与は間欠投与が合理的であること,などについて述べた。

シソーラス用語： *サケ科 ,  *飼料添加物 ,  添加 ,  *投与期間 ,  最適条件 ,  経口投与 ,  配合飼料 ,  ニジマス ,  稚魚 ,  生体内蓄積 ,  ラクトン ,  第二アルコール ,  ポリオール ,  水溶性ビタミン
準シソーラス用語： *魚類養殖

分類 (2件)： 魚類  (FH02020K) ,  水産増養殖一般  (FH04010N)

物質索引 (1件)： ビタミンC

タイトルに関連する用語 (7件)： マス ,  養殖 ,  ビタミンC ,  基礎 ,  知識 ,  活用 ,  投与期間