抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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高校の共通教科「情報」において問題解決や情報モラルがどう扱われているかと言うことについて議論が行われた。主な指摘を以下に纏めた。1)情報教育は,個別対応でなく,ロジスティックツリーを起こして考える演習(1つの問題から応用的に対応できる題材)が重要で,そしてやるべきことを思いつき順でなく,順序づけを考えて動くよう教えること。2)教えたことがどういう場面で必要になるか,どういうことに使うか,問題の種類,など新たな場面で使うための転移のさせ方を教えること。3)スキル演習よりも,協調的学習による考えることに重きを置くこと。4)情報モラルでは,教員のレベルアップを含めた「情報モラルの教育」,実際起こった時の指導にが重要で,○×式評価よりも考えさせる(文を示し問題点を述べなさい式)ことが効果あり。5)結果の良しあしより,問題解決のプロセスをどう改善できるか,授業で習ったことを転移させて答を求めるような知識の関連づけ,が重要。