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J-GLOBAL ID：201402283378692761   整理番号：14A0817538

時効硬化型マグネシウム合金を利用した押出し加工

著者 (2件)： 本間智之 (長岡技科大 機械系) ,  鎌土重晴 (長岡技科大 機械系)
資料名： 材料の科学と工学  (Materials Science and Technology of Japan)
巻： 51  号： 3  ページ： 90-94  発行年： 2014年06月20日 
JST資料番号： G0788A  ISSN： 1347-4774  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 時効硬化型Mg合金を開発することで高強度化を目指した押し出し加工を中心に概説した。Mg-6Zn合金にCa添加したMg-6Zn-0.2Ca-0.8Zr合金は,押し出し加工によりZK60合金を上回る高強度化に成功した。この様に時効硬化型Mg合金を選択し,合金組成を最適化することで商用Al合金を凌駕するMg合金押し出し材が開発されており代表例を示した。また,Mg合金の析出強化についての理論を概説した。また,Mg合金は変形中に動的再結晶を起こし易く容易に微細化する。時効硬化型Mg合金を押し出し材として利用するメリットは,動的再結晶粒のピン止め効果も利用できることにある。また,MnやZr添加によるマイクロアロイング効果が認められた。

シソーラス用語： *時効硬化 ,  *マグネシウム合金 ,  *押出 ,  カルシウム ,  亜鉛合金 ,  アルミニウム合金 ,  析出硬化 ,  動的再結晶 ,  金属材料 ,  微量元素 ,  引張強さ ,  マンガン ,  ジルコニウム
準シソーラス用語： ピン止め効果 ,  マイクロアロイング ,  押出材 ,  高強度

分類 (3件)： 押出  (WC04020A) ,  組織的硬化現象  (WB01020C) ,  金属材料  (HC02020X)

引用文献 (50件)：

• 日本塑性加工学会編 : マグネシウム加工技術, コロナ, (2004)
• 高辻則夫 : 軽金属, 57, 301 (2007)
• 岡庭茂, 小松健 : 58, 549 (2008)
• 鈴木弘 : 塑性加工, 裳華房, (1986)
• 村井勉 : 軽金属, 54, 472 (2004)

タイトルに関連する用語 (3件)： 時効硬化 ,  マグネシウム合金 ,  押出し加工