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J-GLOBAL ID：201402283686801881   整理番号：13A1960924

上部構造と橋脚が流出した道路橋の地震・津波被害再現解析

EARTHQUAKE-TSUNAMI DAMAGE SIMULATION OF A HIGHWAY BRIDGE OF WHICH SUPERSTRUCTURE AND A PIER WERE WASHED OUT

著者 (5件)： 片岡正次郎 (国土交通省国土技術政策総合研究所 地震防災研究室) ,  金子正洋 (国土交通省国土技術政策総合研究所 地震防災研究室) ,  松岡一成 (国土交通省国土技術政策総合研究所 地震防災研究室) ,  長屋和宏 (国土交通省国土技術政策総合研究所 地震防災研究室) ,  運上茂樹 (国土交通省国土技術政策総合研究所)
資料名： 土木学会論文集 A1(構造・地震工学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. A1 (Structural Engineering & Earthquake Engineering) (Web))
巻： 69  号： 4  ページ： I.932-I.941 (J-STAGE)  発行年： 2013年 
JST資料番号： U0201A  ISSN： 2185-4653  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 東北地方太平洋沖地震の津波で上部構造と橋脚1基が流出した国道45号小泉大橋の地震・津波被害再現解析を実施した.現地で計測した余震波形から本震時の地震動を推定し,それを入力する地震応答解析を実施した.橋桁に孤立波を作用させる水路模型実験で得られた津波力が数値波動水路解析によりほぼ再現可能であることを確認した上で,数値シミュレーションで再現した津波を作用させる津波応答解析を実施した.その結果,地震作用では致命的な損傷には至っていないもののP3橋脚基部には損傷が発生した可能性があること,津波作用により支承の水平耐力とP3橋脚のせん断耐力を超過することがわかった.(著者抄録)

シソーラス用語： 震災 ,  大地震 ,  *津波 ,  *応答解析 ,  地震応答 ,  *桁橋 ,  流出 ,  道路橋 ,  水路 ,  橋脚 ,  再現性 ,  計算機シミュレーション ,  大津波 ,  I桁橋 ,  数値波動水路 ,  地震応答解析 ,  東日本大震災 ,  2011年東北地方太平洋沖地震 ,  計算機利用 ,  利用
準シソーラス用語： 巨大津波 ,  再現解析 ,  *津波応答解析 ,  東北地方太平洋沖地震

分類 (2件)： 自然災害  (RA02030M) ,  桁橋,トラス橋,アーチ橋  (RC06040F)

引用文献 (18件)：

• (社)日本道路協会:道路橋示方書・同解説V耐震設計編, 丸善, 2012.
• 庄司学, 森洋一郎:橋桁の津波被害再現実験, 海岸工学論文集, 第53巻, pp801-805, 2006.
• 杉本健, 運上茂樹:津波による橋梁の被災メカニズムに関する実験的研究, 第11回地震時保有耐力法に基づく橋梁等構造の耐震設計に関するシンポジウム講演論文集, pp. 97-100, 2008.
• Kataoka, S.: Dynamic response analysis of road bridges struck by tsunami, 6th International Conference on Urban Earthquake Engineering, pp. 807-810, 2009.
• 国土交通省国土技術政策総合研究所, 独立行政法人土木研究所: :平成23年 (2011年) 東北地方太平洋沖地震土木施設災害調査速報, 国土技術政策総合研究所資料第646号/土木研究所資料4202号, 2011.

タイトルに関連する用語 (7件)： 上部構造 ,  橋脚 ,  流出 ,  道路橋 ,  地震 ,  津波被害 ,  再現解析