文献
J-GLOBAL ID:201402284431450488   整理番号:14A0094001

グルコースの5-ヒドロキシメチルフルフラールへの直接転換反応の有効な二機能性触媒としての脱アルミ化βゼオライト

Dealuminated Beta zeolite as effective bifunctional catalyst for direct transformation of glucose to 5-hydroxymethylfurfural
著者 (4件):
資料名:
巻: 470  ページ: 318-326  発行年: 2014年01月30日 
JST資料番号: D0691C  ISSN: 0926-860X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
グルコースの5-ヒドロキシメチルフルフラール(HMF)への直接転換におけるβゼオライトの触媒能を改善するために,βゼオライトの骨格中でのAl原子の構造と酸特性に及ぼす焼成と水蒸気処理の影響が詳細に研究された。27Al MAS NMRの測定とIRの観察は,骨格中の一部のSi-O-Al結合が処理中に開裂してBEA骨格の外部にAl種を生成し,それらAl種はルイス酸性を示すことを明らかにした。特に,アンモニウム型のβゼオライトが700°Cを超える温度で焼成されたとき,または500°Cを超える温度で水蒸気(50kPa,バランス=窒素ガス)処理されたとき,ルイス酸点の数はブレンステッド酸点の消滅を伴って増大した。この様に調製されたβゼオライトは十分量のルイス酸点を有し,グルコースからのHMFの合成で有効な二機能性触媒になることが見出された。例えば,750°C焼成で調製されたβゼオライトは,グルコース転化率78%においてHMF選択性55%を示した。グルコースのこの直接転換反応におけるβゼオライト上のルイス酸点とブレンステッド酸点の役割が明らかにされた。さらに,グルコースの異性化反応の反応機構が,重水素化グルコースを用いた同位体実験法で研究された。最後に,同βゼオライトの再使用性も研究された。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
不均一系触媒反応  ,  転位反応,異性化  ,  単糖類 
物質索引 (4件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る