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J-GLOBAL ID:201402285719103649   整理番号:14A1366781

ナギナタガヤ草生栽培がカンキツ園における表面流去水の粒径画分別リン濃度に及ぼす影響

Effect of Rattail Fescue [Vulpia myuros (L.) C. C. Gmel.] Sod Culture on Size-dependent Particulate Phosphorus Concentration in the Surface Runoff Water from a Citrus Orchard
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資料名:
号: 293  ページ: 321-327  発行年: 2014年10月25日 
JST資料番号: S0345A  ISSN: 1882-2789  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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樹園地の表層土壌に集積した肥料由来のリンは,降雨によって懸濁態として流出することが知られている。カンキツ園におけるナギナタガヤ草生栽培が,降雨時に流出する懸濁物質の粒径分布と粒径画分別リン濃度に及ぼす影響を,カンキツ生産が盛んな静岡県浜松市において傾斜ライシメーターを用いて調査した。草生区において流出した懸濁物質は,1~10μmの粒径頻度が86%を占め,10μm以上の粒径頻度は1%と非常に低くなった。一方,裸地状態を維持した清耕区では1~10μmの粒径頻度が62%と最も高かったが,10μm以上の粒径頻度は32%と草生区より高かった。草生区から発生した表面流去水中のリン濃度は,測定したすべての粒径画分において清耕区より低かった。草生区における0.45μm以下,0.45~1μm,1~10μm,10μm以上の粒径画分リン濃度は,それぞれ清耕区の33%,36%,6.3%,5.8%となり,草生区は,特に1μm以上の粒径の懸濁態リン濃度を減少させることが示された。また,リン濃度に表面流去水量を乗じた粒径画分別のリン流出量についても,草生区は測定したすべての画分において,清耕区の26%以下に減少させることが併せて示された。(著者抄録)
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分類 (1件):
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