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J-GLOBAL ID:201402285890253586   整理番号:14A0844166

表情から感性情報を抽出するためのコンピュータ画像システムの開発

Development of Computer Vision System to Extract Kansei Information from Facial Expressions
著者 (3件):
資料名:
巻: 23  号:ページ: 114-122 (J-STAGE)  発行年: 2014年 
JST資料番号: U0117A  ISSN: 1881-5219  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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日本語では,外界からの刺激に対する応答で発生する心理状態または活性を示すのに,「感性」という単語が用いられる。例えば,情動は感性の成分と定義される。西洋では,感受性および知覚のような単語が,感性と類似の意味でしばしば使用される。さらに,日本の感性工学の分野では,デザイナーはヒトの感情および感受性をより密接に製造および生産活動に溶け込ませるよう努める。したがって,感性関連の知識が様々の状態で抽出されることができるならば,特有設計,開発および評価過程が可能になると考えられている。本論文で,著者らは感性知識を利用者表情から抽出することができる,安価でほぼリアルタイムシステムの製造を記述する。これを達成するために,著者らはフリーオープンCV画像処理図書館を用いる,コンピュータ画像システムを開発した。これらの入力から計算される固有値は,4項目の変動(正規化多角形範囲変化率)であり:まゆ毛の内端部,眼の上下部位および口の角であり,それらを次に7つの顔節を用いて計算した。3つの感性情報型を標的化して:陽性感性情報(認識,楽しみおよび幸福),陰性感性情報(不愉快および嫌い)およびショックまたは驚きに関連した感性情報であった。12人の検査被検者の助けにより,著者らは特異的感性知識を得るための作業を開始し,表情と感性情報の間の相関が気質において高度に個人的であることを速やかに調べた。したがって次の段階で,著者らは単一の被検者に焦点を絞って,3つの感性情報型を識別するためのアルゴリズムを作り,良い結果を得た。しかし,顔の反応はヒト個人の間で大きく異なることから,現在は調べるべき各々の人間の進歩における7つのポイントテンプレート画像を調製して,次に感性情報を得るために彼らの表情を測定した後で,アルゴリズムパラメータを調節することが必要である。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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図形・画像処理一般  ,  ドキュメンテーション 
引用文献 (9件):
  • Asaumi, H., H. Nishina and Y. Hashimoto (1995) Studies on amenity of indoor plants, Acta Horticulturae, 391: 111-118.
  • Ayinde, O. and Y.-H. Yang (2002) Face recognition approach based on rank correlation of Gabor-filterd images, Pattern Recognition, 35: 1275-1289.
  • Fujimura T. and N. Suzuki (2008) The effects of temporal information and configuration changes on the recognition of emotional facial expressions: From a dimensional perspective, The Japanese Journal of Cognitive Psychology, 5(1): 53-61.
  • Mehirabian, A. (1986) “Silent messages: Implicit communication of emotions and attitudes”, SEIBUNSHINSHA Publishing Co., Ltd, 255 pp.
  • Sasaki, Y., M. Suzuki, P. Chen and T. Saito (2000) The Development of Intelligent Green Soybean Selector by Machine Vision Possibility of Class Selecting Used by Form Information, Journal of the Japanese Society of Agricultural Machinery, 62(6): 92-97.
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