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J-GLOBAL ID:201402286118858266   整理番号:14A0032078

ALD-Al2O3を有するInAlN MOS構造の電気的特性に対する作製プロセスの影響

Effects of Fabrication Process on Electrical Properties of InAlN MOS Structures with ALD-Al2O3
著者 (3件):
資料名:
巻: 113  号: 329(ED2013 64-89)  ページ: 101-105  発行年: 2013年11月21日 
JST資料番号: S0532B  ISSN: 0913-5685  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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原子層堆積(ALD)によるAl2O3層を有するInAlN MOS構造について,その電気的特性に対する作製プロセスの影響を調べた。ALD Al2O3膜堆積前に,保護膜を用いずに窒素雰囲気で850°Cのオーミックアニールを行った試料は,低い絶縁破壊電圧と容量変化の小さなC-V特性を示し,X線光電子分光法(XPS)により,InAlNの表面がアニール炉内の微量な汚染によって酸化したことがわかった。また,Al2O3堆積後にオーミックアニールを行った試料は,アニール中にInAlN表面を保護したのにもかかわらず特性が改善せず,1013cm-2eV-1台の界面準位が発生した。この結果は高温アニールによってAl2O3が結晶化したことに起因した可能性が高い。一方,SiNx層を保護膜としてオーミックアニールを行い,その後ALDでAl2O3を堆積した試料は電気的特性が大幅に改善し,界面準位密度も伝導帯側で1012cm-2eV-1台まで低減した。また,この試料に関して400°Cで低温アニールを行ったところ,さらなる界面準位の低減が確認された。これらの結果より,作製プロセスの最適化によってAl2O3/InAlNの界面特性を向上させることが可能であることがわかった。(著者抄録)
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
金属-絶縁体-半導体構造  ,  ダイオード 

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