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J-GLOBAL ID：201402286677642630   整理番号：14A1055638

放熱する吸音材~MIF~

Noise Absorbing Material with Thermal Conductance “MIF”

著者 (5件)： 富山幸治 (東海ゴム工業) ,  吉田真司 (東海ゴム工業) ,  片山直樹 (東海ゴム工業 材料技研) ,  鈴木康雄 (東海ゴム工業 材料技研) ,  井門康司 (名古屋工大 大学院工学研究科)
資料名： SEIテクニカルレビュー  (住友電気)
号： 185  ページ： 46-51  発行年： 2014年07月 
JST資料番号： F0314A  ISSN： 1343-4330  CODEN： SUDEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,静粛性の高いEV/HEVへのシフトが進む中,モータやインバータ等が発生する音に対しても静音化ニーズが高まっている。ポリウレタンフォームは,軽量で柔軟な吸音・遮音材料として幅広く使われてきたが,ジュール熱が発生するエレクトロニクス製品に対しては断熱性が高過ぎ適用が困難であった。本論文では,ポリウレタンフォームに放熱性能を付与するため,マトリックス内に充填した磁性熱伝導粒子を,磁場配向・連接構造とすることによりヒートブリッジを形成し,エレクトロニクス製品の放熱が可能なポリウレタンフォーム防音材の実用化に成功したので報告する。

シソーラス用語： *熱放射 ,  *吸音材料 ,  ポリウレタン ,  発泡プラスチック ,  遮音材料 ,  熱 ,  マトリックス【母体】 ,  粒子 ,  熱伝導 ,  配向
準シソーラス用語： Joule熱 ,  ポリウレタンフォーム ,  磁場配向 ,  磁性粒子

分類 (2件)： 自動車材料  (QG03080N) ,  音波伝搬  (BB03030G)

引用文献 (9件)：

• 最新ポリウレタンの設計・改質と高機能化技術全集、技術情報協会 (2007)
• 富山幸治、井門康司、「磁気誘導発泡成形法を用いた機能性材料の開発」、日本AEM学会誌、Vol.16,No.2, pp.70-75(2008)
• 富山幸治、井門康司、特許4906527、吸音体及び吸音構造体(2007)
• 富山幸治、井門康司、「非一様磁場を用いた発泡性樹脂の多孔質構造制御」、実験力学、第8巻、第4号、pp.366-370(2008)
• 富山幸治、井門康司、「磁気誘導発泡成形法を用いた新しいインモールドコーティング成形法の開発」、日本AEM学会誌、Vol.18、 No.4、pp.359-364(2010)

タイトルに関連する用語 (2件)： 放熱 ,  吸音材