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J-GLOBAL ID：201402287068320673   整理番号：14A1158973

幹線道路沿道の超微小粒子個数濃度の経年変化と特徴

Ultra Fine Particle Measurement at Urban Roadside in Tokyo

著者 (4件)： 森川多津子 (日本自動車研) ,  利根川義男 (日本自動車研) ,  加賀美和江 (日本自動車研) ,  田中恵子 (日本自動車研)
資料名： JARI Research Journal (Web)  (JARI Research Journal (Web))
巻： 2014  号： 7月  ページ： WEB ONLY  発行年： 2014年07月 
JST資料番号： U0324A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 自動車から排出される粒子状物質(PM)は,この10年,排出規制強化とそれに合致した排ガス低減技術の普及により大きく減少し,特に古い車両の運行が規制されているNOx・PM法規制地域内におけるSPM濃度の減少は著しい。ここで,自動車排出ガス中に含まれる超微小粒子やナノ粒子と呼ばれる,非常に微細な粒子状物質についても,自動車排出ガス低減技術の普及によって減少が期待されている。本研究では,都内の幹線道路沿道において,継続的に粒径が10-400nmの範囲の超微小粒子状物質の個数濃度を計測した結果について述べる。それにより,沿道における超微小粒子状物質の特徴をとらえ,経年的なPM濃度の低下が,超微小粒子の個数濃度低下にも及んでいることを確認した。(著者抄録)

シソーラス用語： *超微粒子 ,  ナノ粒子 ,  大気汚染物質 ,  粒径 ,  幹線道路 ,  路側 ,  濃度測定 ,  粒度分布 ,  *永年変化 ,  *自動車排出ガス
準シソーラス用語： *自動車排気ガス ,  粒子状物質 ,  沿道 ,  *個数濃度

分類 (2件)： 排ガス処理  (PB02060U) ,  粒状物調査測定  (SB03060E)

引用文献 (3件)：

• Wakamatsu, S., et al., “Air Pollution Trends in Japan between 1970 and 2012 and Impact of Urban Air Pollution Countermeasures”, Asian J. of Atmospheric Environment,Vol.7-4, pp.177-190 (2013)
• 三好康彦ほか:大型ディーゼル車に装着されたDPFによるナノ粒子の低減効果について,東京都環境科学研究所年報2003,pp.105-111(2004)
• 森川多津子,溝畑朗:都内の沿道および一般環境大気中のPMに対する自動車排出ガス寄与率の経年変化,JARI Research Journal, 20131203(2013) http://www.jari.or.jp/Portals/0/resource/JRJ_q/JRJ20131203_q.pdf (2014.7.1現在)

タイトルに関連する用語 (5件)： 幹線道路 ,  沿道 ,  微小粒子 ,  個数濃度 ,  経年変化