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J-GLOBAL ID:201402287606455851   整理番号:14A0791686

幾何学的フラストレーション磁性体(Co1-xZnx)Cr2O4におけるフラストレーション度

Degree of frustration in geometrically frustrated magnets (Co1-xZnx)Cr2O4
著者 (5件):
資料名:
号: 2013-039  ページ: 1-2-61 (WEB ONLY)  発行年: 2014年02月 
JST資料番号: U0296A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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巨大フラストレーション系であるスピネル反強磁性体ACr2O4(非磁性A =Mg,Zn,Cd,Hg)は,B(Cr)サイトとして頂点を共有する四面体格子からなり,カゴメ面上に6スピン量体の現象を示すことがよく知られている。一方,最近では,幾何学的フラストレーションがまだ,スピネルフェリACr2O4(磁性A=Co,Mn)で生き残ることが報告されている。Bサイトスピン間の幾何学的フラストレーションはAサイトスピンと共存でき,主にスパイラルコンポーネントに反映されるということが提案されているが,スパイラル型が6量体からあまりにも異なると思われる。ここでは,幾何学的フラストレーションの拡張された概念を検証するために,著者らは,粉末中性子回折(x=0から1)で固溶体材料(Co1-xZnx)Cr2O4のスパイラルスピン相関を報告している。最低温度段階の弾性状態で測定された回折パターンから以下のことがわかる。111基本反射強度は,xが0から0.45に増加するとともに減少し,その後ほぼ一定であることはフェリ磁性成分が消失することを意味している。磁気サテライト反射は単調に幅広くなっており,スパイラル秩序の相関長は,拡張したフラストレーションの度合いに対応し,スパイラル短距離秩序はフラストレーション起因である可能性が最も高いことが確認できる。また,x=0.90でさえ,散漫散乱のピーク位置はZnCr2O4の磁気ブラッグ反射とは異なっており,スパイラル短距離秩序が依然として存続することを示唆している。
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分類 (2件):
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中性子回折法  ,  酸化物結晶の磁性 
タイトルに関連する用語 (3件):
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