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J-GLOBAL ID：201402287762323027   整理番号：14A0089297

土着寄生蜂コナガサムライコマユバチの簡易捕獲法および遺伝子診断法

Practical Method of Capturing Cotesia vestalis (Hymenoptera: Braconidae), a Native Parasitoid of the Diamondback Moth, Plutella xylostella (Lepidoptera: Plutellidae), and its Molecular Identification

著者 (6件)： 屋良佳緒利 (中央農業総合研究セ) ,  屋良佳緒利 (農業技術研究機構 野菜茶研) ,  下田武志 (中央農業総合研究セ) ,  日本典秀 (中央農業総合研究セ) ,  長坂幸吉 (中央農業総合研究セ) ,  守屋成一 (中央農業総合研究セ)
資料名： 関東東山病害虫研究会報  (Annual Report of the Kanto-Tosan Plant Protection Society)
号： 60  ページ： 131-134  発行年： 2013年12月01日 
JST資料番号： F0760A  ISSN： 1347-1899  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： コナガ幼虫を接種したポット植えコマツナ株を用いた本種の簡易捕獲法,ならびに捕獲個体の簡易識別のための遺伝子診断法を開発したので報告した。アブラナ科野菜圃場内外にコマツナトラップを設置することで土着天敵寄生蜂であるコナガサムライコマユバチを効率的に捕獲できることを示していた。コナガ幼虫の食害を受けたコマツナからは特異的な揮発成分が放出され,これに対して寄生探索中の本種雌成虫が誘引された。コマツナトラップはこのメカニズムにより付近に生息する本種雌成虫を誘引すると考えられた。本手法では,高度な専門知識や大きな労力を必要とせずに天敵の生息状況を確認できるため,アブラナ科圃場内外における寄生蜂の分布調査などを実施する上で有用な手法になると考えられた。

シソーラス用語： 天敵 ,  *寄生バチ ,  *ハチ ,  捕獲 ,  *遺伝子診断 ,  コナガ ,  幼虫 ,  コマツナ ,  野菜 ,  圃場
準シソーラス用語： アブラナ科野菜 ,  *コナガサムライコマユバチ ,  *寄生蜂 ,  土着天敵

分類 (2件)： 野菜  (FC03043X) ,  生物的防除  (FC05030B)

タイトルに関連する用語 (5件)： 寄生蜂 ,  コナガサムライコマユバチ ,  簡易 ,  捕獲 ,  遺伝子診断