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J-GLOBAL ID：201402288303390567   整理番号：14A1038802

金属-有機骨格の工学的利用(MOF)多孔性錯体の開発動向およびガス分離機能

著者 (3件)： 堀毛悟史 (京大) ,  北川進 (京大) ,  魚谷信夫 (京大)
資料名： 分離技術
巻： 44  号： 4  ページ： 224-229  発行年： 2014年07月31日 
JST資料番号： L2100A  ISSN： 1343-7860  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 有機架橋性配位子と金属イオンから構成される多孔性配位高分子(PCP)または金属-有機骨格物質(MOF)は多孔質配位錯体結晶であり,ガス吸蔵やガス分離などの工業分野への利用が増大している。ここでは,MOFの開発動向とガス吸着に関連した機能について解説する。MOFの歴史と特徴的構造(高い表面積,制御された細孔径,結晶構造の可逆的柔軟性),ガス吸蔵材料及びガス分離材料としての性能について述べる。

シソーラス用語： 材料 ,  多孔質体 ,  銅錯体 ,  亜鉛錯体 ,  吸着剤 ,  化学合成 ,  結晶構造 ,  吸着平衡 ,  *ガス分離 ,  吸着 ,  細孔構造 ,  二酸化炭素 ,  選択性 ,  アルカン ,  アルケン
準シソーラス用語： *配位重合体 ,  ガス吸着 ,  ミクロ多孔質体 ,  メソ多孔質体 ,  *金属-有機骨格物質

分類 (2件)： 各種物理的手法  (CC01030W) ,  第11族,第12族元素の錯体  (CE01050Y)

物質索引 (5件)： エタン ,  エチレン ,  プロパン ,  プロピレン ,  メタン

引用文献 (24件)：

• S. Kitagawa, R. Kitaura and S. Noro, Angew. Chem. Int. Ed., 2004, 43, 2334-2375.
• M. Kondo, T. Yoshitomi, H. Matsuzaka, S. Kitagawa and K. Seki, Angew. Chem. Int. Ed., 1997, 36, 1725-1727.
• H. Li, M. Eddaoudi, T.L. Groy and O. M. Yaghi, J. Am. Chem. Soc., 1998, 120, 8571-8572.
• R.A. Fischer, Angew. Chem. Int. Ed., 2014, 53, 5716-5717.
• J.S. Seo, D. Whang, H. Lee, S.I. Jun, J. Oh, Y.J. Jeon and K. Kim, Nature, 2000, 404, 982-986.

タイトルに関連する用語 (8件)： 金属-有機骨格 ,  工学 ,  MOF ,  多孔性 ,  錯体 ,  開発 ,  動向 ,  ガス分離