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J-GLOBAL ID：201402290042821969   整理番号：14A0557558

モバイルアドホックネットワークを利用した複数自転車向け路上危険箇所共有システム

Road Hazard Sharing System by Using Mobile Ad Hoc Network for Multiple Cyclists

著者 (5件)： 田端佑介 (同志社大 大学院理工学研究科) ,  山本光 (同志社大 理工) ,  河内雄太 (同志社大 大学院理工学研究科) ,  浅田翔平 (同志社大 理工) ,  金田重郎 (同志社大 理工)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 113  号： 475(KBSE2013 79-100)  ページ： 73-78  発行年： 2014年02月27日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 携帯端末を用いて走行中の自転車をセンシングし,周囲環境を測定する研究が盛んである。本稿では,複数台の自転車に取り付けた携帯端末を用いてアドホックネットワークを形成することで,道路上の危険箇所を共有するシステムを提案する。本システムはアドホックネットワークによってサーバが不要であり,アプリケーションのみの構成である。携帯端末ではセンシングした危険箇所を地図にマッピングし,ネットワーク内の自転車で危険箇所地図を共有する処理を行う。本システムは複数の端末で分散協調させることによって,高精度な危険箇所の測定と障害物の種類の推定をすることができる。システムを用いた評価の結果,危険個所の取得精度は82%であり,ユーザにとっては初めて訪れる道路でも使いやすいという結果が出た。(著者抄録)

シソーラス用語： *アドホックネットワーク ,  *自転車 ,  *分散協調 ,  危険区域 ,  携帯端末 ,  *地理情報システム ,  センサネットワーク ,  情報共有 ,  精度 ,  分散協調処理 ,  システム評価 ,  道路
準シソーラス用語： 危険箇所 ,  地図情報システム

分類 (2件)： その他の計算機利用技術  (JE14000C) ,  無線通信一般  (ND08010L)

引用文献 (7件)：

• 京都府警察,交通事故発生マップ, http://www.pref.kyoto.jp/fukei/kotu/koki_k_t/jikomap/
• 千葉市, 走りやすさマップ, http://www.city.chiba.jp/kensetsu/doboku/bicycle/soukoukankyouseibi.html
• 自転車大好きマップ, http://www.bicyclemap.net/
• 浅田翔平,田端佑介,河内雄太,山本光,金田重郎, ”自転車の走行状態推定を加味したハザードマップの提案”, 情報システム学会第9回全国大会・研究発表大会, Nov.2013
• Ian H. Witten, Elbe Frank and Mark A. Hall, Data Mining, Practical Machine Learning Tools and Techniques, Third Edition, Morgan Kaufmann Publishers, 2011

タイトルに関連する用語 (4件)： モバイルアドホックネットワーク ,  自転車 ,  危険箇所 ,  共有