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J-GLOBAL ID:201402290354985748   整理番号:14A1321283

都市ドライアイランド現象と雲底へのその影響

URBAN DRY ISLAND PHENOMENON AND ITS IMPACT ON CLOUD BASE LEVEL
著者 (3件):
資料名:
巻:号:ページ: 521-529 (J-STAGE)  発行年: 2013年 
JST資料番号: U0065B  ISSN: 2187-5103  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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局地的豪雨は,水蒸気の集合により引き起こされるので,水蒸気の空間的および時間的な分布は,重要である。松山平野における野外観測値に基づいて,筆者らは,都市の絶対湿度が,郊外の絶対湿度より低いことが分かった。都市ヒートアイランド現象の方式に従って,筆者らは,この現象を,都市ドライアイランド(以下,UDI)と呼ぶ。本研究の目的は,UDIの特徴と原因について分析することだった。UDI現象は,都市と郊外の水蒸気流動の違いにより,晴天の日中にかなり見られた。UDIは,海風と陸風が交替し風速が一時的に遅くなった時間帯,すなわち,朝と午後遅くに最も顕著だった。強い潮風が,沿岸域から都市の中心まで湿った空気を送り込んで,UDIを減少させた。UDIの強さは,夏に大きく,冬は小さかった。これは,湿気の混合を高めた冬の強い北西季節風における小さい潜熱流動に起因した。さらに,夏に雲高計によって得られた雲底高さのデータ群を用いて,雲の形成におけるUDIの影響を調べた。都市部の雲底高さは,風が都市と郊外の境界に沿って流れるという条件下で,郊外のそれよりも高い傾向があった。これは,表層の空気の温度と水蒸気含有量から推定した上昇凝結高さにより実証された。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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中小規模擾乱,降水特性 
タイトルに関連する用語 (4件):
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