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J-GLOBAL ID:201402291625688929   整理番号:14A0904771

アルギン酸カルシウム修飾ジエチレントリアミン-シリカゲルの重金属吸着剤及びフレーム原子吸光分析を利用するフロー分析システムへのその適用

Heavy metal adsorptivity of calcium-alginate-modified diethylenetriamine-silica gel and its application to a flow analytical system using flame atomic absorption spectrometry
著者 (7件):
資料名:
巻: 840  ページ: 42-48  発行年: 2014年08月20日 
JST資料番号: A0394A  ISSN: 0003-2670  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究は,アルギン酸カルシウム修飾ジエチレントリアミン-シリカゲル(CaAD)の重金属の吸着を評価し,このバイオ吸着剤の重金属イオンのフレーム原子吸光分析(FAAS)を利用するフロー分析システムへの組み込むことを目標とする。本バイオ吸着剤は,ジエチレントリアミン(dien)-シリカゲルの表面へのアルギン酸カルシウムの電気化学的被覆によって合成した。バッチ法による銅イオンの吸着試験は,CaADが,その低い最大吸着容量にもかかわらず,他のバイオ吸着剤と比べて大きな吸着速度を発現することを示した。次に,CaADを1mLのミクロカラムに充填し,FAAS装置を備えたフロー分析システムに接続した。本フローシステムは,重金属を定量的に吸着し,その濃度を濃縮した。定量的吸着が,重金属イオンの1.0×10-6Mを含むpH3-4の溶液で5.0mLmin-1の流速で達成された。また,金属イオンは,低濃度の硝酸(0.05-0.15M)によって,ポリアミンカルボン酸キレート樹脂(Chelex 100)よりもCaADから首尾よく脱離された。したがって,CaADは,検体の金属イオンを迅速に吸着して容易に脱着するバイオ吸着剤と考えられる。また,本フローシステムは,Cu2+,Zn2+,及びPb2+などの重金属イオンの濃度を50倍高めた。この新たな濃縮システムによって,河川水試料中のCu2+(5.0×10-8M)とZn2+(5.7×10-8M),及び地下水試料中のPb2+(3.8×10-9M)の分離と定量に成功した。Copyright 2014 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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各種物理的手法  ,  分光分析 
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