抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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前処理として母相を単純かつ迅速に分離できる固相抽出分離を有するICP-MSを用い,鉄と鋼の中の微量元素の定量化を確立するために種々の調査を実施した。マスキング剤としてのEDTAおよびpH調整のために用いられる緩衝剤から離脱した”ゼロ・エミッション型分析”が見出された。これを行なうために,厄介な操作を必要としない”訓練を必要としない分析”と極めて短時間での評価のための”迅速分析”と共に,アニオン交換型固相抽出ディスクを固相抽出剤として用いた。結果が,分離でのサンプルがpH1.8より高く維持される時に,固相ディスク中に目標元素を示している。pH調整を約400cm
3の水でサンプル溶液を希釈することで実施した。固相ディスク中に保持される目標元素を10cm
3の3kmol/m
3硝酸で溶出させた。検出限界[3σ;ng/g(ppb)]は以下のとおりである:Ti0.043,Ge0.014,Zr0.013,Nb0.025,Mo1.06,Sn0.030,Hf0.010,Ta0.019およびW0.12。(翻訳著者抄録)