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J-GLOBAL ID：201402293602258610   整理番号：14A1213962

2013年台風Yolanda(Haiyan)による高潮災害の調査と分析

FIELD SURVEY AND ANALYSIS OF STORM SURGE CAUSED BY THE 2013 TYPHOON YOLANDA (HAIYAN)

著者 (8件)： 柴山知也 (早稲田大学 理工学術院) ,  松丸亮 (東洋大学 国際地域学部) ,  高木泰士 (東京工業大学 大学院理工学研究科) ,  DE LEON Mario P. (デラサール大学 土木工学科) ,  MIGUEL Esteban (東京大学 大学院新領域創成科学研究科) ,  三上貴仁 (早稲田大学 理工学術院) ,  大山剛弘 (株式会社三菱総合研究所) ,  中村亮太 (早稲田大学大学院創造理工学研究科)
資料名： 土木学会論文集 B3(海洋開発)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B3 (Ocean Engineering) (Web))
巻： 70  号： 2  ページ： I.1212-I.1217 (J-STAGE)  発行年： 2014年 
JST資料番号： U0288A  ISSN： 2185-4688  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2013年11月にフィリピン中部を襲った台風Yolanda (Haiyan)は高潮と強風により沿岸域に甚大な被害をもたらした.本稿では,被害の大きかったレイテ島とサマル島を中心に,災害発生から約1か月後に実施した現地調査の結果を示し,今回の災害の規模と被災状況を明らかにするとともに,近年生じた他の地域における高潮災害と比較することで,今回の災害の特徴を分析した.高潮高さはレイテ湾の最奥部沿岸の広範な地域で5mを超えており,高潮高さが概ね3mを超えている地点で家屋の流失等の大きな被害が生じていた.今回の災害は,強風による被害と強風に伴う急速な変動をもつ高潮が海岸線から数百mの局所的な範囲に被害をもたらした点が特徴であった.(著者抄録)

シソーラス用語： 水害 ,  *台風 ,  現地調査 ,  *災害調査 ,  風 ,  *フィリピン共和国 ,  島
準シソーラス用語： *レイテ島 ,  *強風 ,  *高潮災害 ,  被災調査

分類 (1件)： 自然災害  (RA02030M)

タイトルに関連する用語 (4件)： 台風 ,  高潮災害 ,  調査 ,  分析