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J-GLOBAL ID:201402293973164812   整理番号:14A0128870

日本のアザミ属(Asteraceae)の分類研究 XXIV 日本の北部,北海道からの新種5種

Taxonomic Studies of Cirsium (Asteraceae) in Japan XXIV. Five New Species from Hokkaido, Northern Japan
著者 (2件):
資料名:
巻: 39  号:ページ: 107-129  発行年: 2013年08月22日 
JST資料番号: S0396C  ISSN: 1881-9060  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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亜節Borealicola Kitam.の新しいシリーズ,および日本の北部,北海道で見つけたアザミ属5種の新種を記載した。C.boreale Kitamをベースにして,Ser.Glandulosaeを節Onotrophe(Cass.)DCの亜節Borealicolaに記載した。Cirsium pectinellum A.Gray var.alpinum Koidzを明らかな別種と確認し,C.YyeZoalpinum H.Koidz.ex Kadota & Umezawaと命名した。Cirsium yezoalpinumは北海道の中央および東部の大雪山および知床の高山地帯に分布している。北海道の最東端にある根室半島で,新たにCirsium charkevicziiを確認した。本種はC.pectinellum A.Grayと比べ,地下茎および腺状の体型を持つことで区別できる。北海道北部で発見され記載されたCirsium teshioense Kadotaは,C.kamtschaticum Ledeb.ex DC.と比べると,強靭な羽状中裂ないし深目の羽状浅裂の茎性の葉および鐘性の総包を持つ点で全く別種と確認でき,C.pectinellumと比べると開花期に基底葉,強靭な葉および鐘性の総包を持たない点で全く別種と確認できる。北海道北部で発見され記載されたCirsium chikabumienseは,C.charkevicziiと比べると,地下茎,下部につく茎性で少し羽片を付けた葉および元で抱茎する葉が無い点で区別できる。同じく北海道北部で発見され記載されたCirsium kenji-horieanum Kadotaは,C.boreale Kitam.と比べると頭状花,細い円筒ないし円筒形の総包,厚いが柔らかい(新鮮な)葉およびやや深めの羽状浅裂で低い位置の茎性の葉を持つ点が違う。北海道南部で発見され記載されたCirsium austrohidakaenseはC.kamtschaticum Ledeb.ex DC.と比べると,雌性雌雄異株が有り,柔らかい茎性の葉を持ち,線形の腺状体型で,8連の総包,長く曲がりくねった総包片と長い花柄に違いが確認された。(翻訳著者抄録)
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植物分類学 
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