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J-GLOBAL ID：201402294136597073   整理番号：14A1053707

新しい光技術とその利用 光通信の高速化・大容量化技術~低消費電力化も同時に実現する革新技術の研究開発~

著者 (1件)： 大友明 (情報通信研究機構)
資料名： 電気評論  (Electrical Review)
巻： 99  号： 9  ページ： 38-42  発行年： 2014年09月10日 
JST資料番号： G0720A  ISSN： 0285-5860  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 通信の高速性を実現する手法の基本はできる限り信号を高速で変調することであるが,変調器の動作速度に限界があるため現在では信号を多数の経路に分割して送信し受信側で合成することによって高速通信を実現する多重化手法が用いられており,波長多重方式,光の位相と偏波を用いる多値変調多重方式,マルチコアファイバによる空間多重方式などが開発されている。一方変調速度そのものの高速化については新しい材料の開発が必要であり容易には実現が難しいが,本文では独立行政法人情報通信研究機構(NICT)で進めている変調速度の高速化と低消費電力を同時に実現するための新有機材料である有機電気光学(EO)ポリマの開発とそれを用いた変調素子の研究開発について紹介した。新しい有機EOポリマは小型軽量性の特徴から航空機や自動車内ネットワークなどへの適用が考えられ,さらに新有機材料の大きなEO効果を利用したTHz光の高効率発生や高感度電界センサなどへの応用も期待されている。

シソーラス用語： 技術 ,  *光通信 ,  *高速化 ,  *容量 ,  *消費電力 ,  信号変調 ,  多重化 ,  WDM【信号】 ,  ディジタル変調 ,  信号多重化 ,  機能性高分子 ,  有機材料
準シソーラス用語： 空間多重 ,  *光技術 ,  多値変調 ,  *大容量化 ,  *低消費電力化 ,  電気光学ポリマ

分類 (1件)： 光通信方式・機器  (ND10000B)

タイトルに関連する用語 (7件)： 光技術 ,  光通信 ,  高速化 ,  大容量化 ,  低消費電力化 ,  研究 ,  開発